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犬はとうもろこしを食べてもOK!でも、絶対に守るべきことがある!

   2019/07/05

犬が食べても大丈夫なトウモロコシ

夏に旬を迎えるとうもろこし。自宅でもBBQでも楽しめる、おいしい食材ですよね。そんなおいしいトウモロコシ、愛犬にも食べさせてあげたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。犬はトウモロコシを食べることはできます。ただし、犬にトウモロコシを与えるときには、必ず守らなくてはならない注意があります。この記事では、愛犬にとうもろこしを食べさせるときの与え方や注意点をご紹介します。

犬はトウモロコシを食べられる!

バーベキューでトウモロコシを食べた犬

犬に与えてはいけない食べ物はたくさんありますが、トウモロコシは大丈夫。とうもろこしは犬に与えても良い食品です。

とうもろこしは他の穀物とは異なる栄養バランスを持っており、栄養学的にも優れています。エネルギーとして利用されやすい炭水化物のほか、健康な皮膚に重要な必須脂肪酸であるリノール酸を豊富に含んでいるのです。

とはいえ、総合栄養食であるドッグフードを適量与えているのでれば、必要なカロリーや栄養バランスは普段の食事できちんとまかなえているはずです。ですから、トウモロコシを特に積極的に食べさせる必要はありません。肥満の原因にもなりますので、与えるのであれば、「たまに気分転換」程度にしておくほうがよいでしょう。

トウモロコシの食べさせ方

しっかり加熱して柔らかく

犬に与えるためにゆでているトウモロコシ

生のとうもろこしはかたく、消化不良の原因になってしまいます。与えるときは、柔らかくゆでて、実の部分を芯からはずし、すりつぶすか、包丁で細かく刻んであげましょう。

味付けにも注意が必要です。塩ゆでにしたり、焼いてお醤油を垂らしたりして楽しむことの多いトウモロコシですが、犬に与える場合には、調味料は一切使わずにゆでることがポイント。人間にとっては少量の塩分でも、犬の体には大きな負担になってしまいます。

少量ずつ与える

一度にあまりにたくさんのトウモロコシを与えたると、消化不良を起こしてしまうおそれがあります。甘くておいしいとうもろこしは、愛犬が喜んでついついガツガツ食べてしまうかもしれません。与えるときは、トッピング程度にとどめておきましょう。

犬にトウモロコシを与える時に絶対に守るべきこと

とうもろこしの芯は絶対に与えないこと

芯のついたトウモロコシは犬には危険

夏場にとにかく多い、「愛犬がトウモロコシの芯を食べてしまった…」という事故。

飲み込んだトウモロコシの芯が胃にとどまって嘔吐を引き起こしたり、腸に詰まって激しい嘔吐を繰り返したりすることがあります。また、うまく飲み込むことができずに、のどに詰まってしまった状態は緊急事態。すみやかに処置を行わなければ命にかかわります。これは、嘔吐した時に出てきたトウモロコシの芯をのどに詰まらせた場合も同じです。

トウモロコシの芯を誤食してしまって胃や腸に入ってしまった場合、とうもろこしの芯を取り除くための開腹手術が必要となるケースがよくあります。特にトウモロコシの芯が腸に詰まって腸閉塞を起こしている時には緊急開腹手術を行うこととなるでしょう。どのような状況であれ、万が一犬がトウモロコシの芯を食べてしまったことに気づいたら、直ちに動物病院を受診するようにしてください。

トウモロコシで腸閉塞となり緊急手術

このように、トウモロコシの芯の誤食は非常に危険です。犬にとうもろこしを与えるときには、面倒でも必ず芯から実をはずし、実の部分だけを与えるようにしてください。とうもろこしの芯を犬のおもちゃにして遊ばせるなどはもってのほかです。大変危険なので、絶対に犬には与えないようにしてください。

犬にトウモロコシを与える時のその他の注意点

缶詰のトウモロコシは避けて

とうもろこしを与えるときにゆでて、実をとって…「少々面倒だな…」と思って、缶詰のとうもろこしを使うことはおすすめできません。加工品は調味液に浸されていたり、食塩が添加されていたりすることがあるからです。犬に与えるのであれば、生のトウモロコシをゆでるようにしてください。

与えすぎは犬の胃腸の負担に

時に消化不良を起こすことのあるトウモロコシ。消化されなかったトウモロコシの黄色いツブツブが便に混ざっているのを見たことのある方もいるでしょう。犬の胃腸の負担にならないようにするためにも、トウモロコシの食べすぎにはくれぐれも注意して。お腹を下しやすいワンちゃんは、特に気を付けてあげましょう。

夏の味覚、トウモロコシを愛犬と楽しもう

旬の食材はおいしものです。夏の味覚トウモロコシは、甘みが濃く、犬の食欲もそそります。愛犬と一緒においしく楽しむためにも、注意点を守って、安全に与えるようにしてくださいね。はじめて与えるときは、食後に犬の様子に変わったところがないかのチェックもお忘れなく。

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