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社会化でご機嫌な愛され犬に♪子犬期に慣れさせたいのはこの7つ!

   2019/08/15

社会化を成功させてご機嫌な犬

犬の社会化とは、犬が社会となじんで、うまく暮らしていくのに必要な「社会性」を身につけること。愛犬が社会性を身に着ければ、物事に不必要におびえなくなり、飼い主さんも愛犬もストレスが少なく、ご機嫌な生活が送れるようになります。人と暮らす犬に必要な社会性は、暮らしの中で出会う人や犬、様々な刺激に慣れておくことで身につきます。そのためには、子犬の頃にさまざまな楽しい経験を積ませてあげることが大切。今回は、子犬のうちにぜひ慣れさせてあげたい人やものを7つご紹介します。

①子どもや赤ちゃん

子犬が慣れておきたいこども

急に泣き出したり動き出したり…大人とは全く異なる動きをする子どもや赤ちゃんが苦手な犬は多いもの。子犬のうちから子どもとおもちゃで遊んだり、子どもから大好きなおやつをもらったりして、子ども好きな犬にしてあげましょう。

ただし、必ずそばに大人がいる状態で子どもと子犬を触れ合わせるようにしてださい。子犬が子どもの手から落下するという悲しい事故を防ぐため、子どもが子犬を抱くときは、必ず子供が座った状態で。さらに、子犬を怖がらせないため、突然子犬を抱き上げる、手足や尻尾を引っ張る、子犬を取り囲むといったことがないようにしてください。もちろん、いきなり頭の上に手を出すこともNGです。

周りに触れ合える子どもがいない場合は、公園などに犬を抱っこで連れていき、子どもたちが遊んでいる様子を見せてあげるのも良いでしょう。

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②家を訪ねてくる人

子犬の時期から家を訪ねてくる人に慣れておこう

家にお客さんが来たら警戒して吠え続ける、などということにないように、子犬のうちから慣らしておきましょう。

特に、よく来るお友達には、おやつをあげてもらうなどの協力をしてもらい、積極的に触れ合う機会を設けるのがおすすめ。家にお客さんが来ることを楽しいと思えるように、まずは玄関先でフードを1粒。これを子犬の頃から続けることで、家を訪ねてきた人に吠えかかったり噛みついたりすることを予防しておきましょう。

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③近所の人(散歩でよく会う人)

子犬の時期から慣れておきたい近所の人

人間社会で人と暮らす犬に欠かせない社会性といえば、やっぱり人とのつながり。一緒に暮らす人間との絆は日々の飼い主さんとの触れ合いで育まれますが、家族以外の人にもフレンドリーに関われるようになっておきたいですよね。

人との社会性をうまく身に着けられずに育ち、人への恐怖心や警戒心が強い状態は、犬も飼い主さんもつらい状態。噛みつきや吠えのような飼い主さんを悩ませるような行動につながってしまう可能性も。そしてなにより、人への恐怖心の強い犬が人間社会で暮らすことは、その犬にとって幸せな状態とはいえませんよね…。

出先で家族以外の人に頭を撫でてもらったとき、上手に受け入れられたら、子犬に「いいこだったね」と褒めてご褒美を。警戒する様子ならば、お気に入りの食べ物を口元に与えている間に撫でてもらうとよいでしょう。もちろん、上手に受け入れられたらしっかり褒めてあげましょう。

④獣医師や動物看護師、トリマーなど

子犬の時期から慣れておきたい獣医師や看護師

子犬がこれから深く関わることになる職業の人には、特に積極的に慣らせておきましょう。具体的には、かかりつけの獣医師や動物看護師や動物病院のスタッフ、トリマーなど。こういった人たちと愛犬が仲良くなっておけば、日々の暮らしはとても送りやすくなるでしょう。

動物病院が苦手だと、動物病院へ行くことが犬にも飼い主にもストレス大。病気で受診が必要になのに「嫌がるから」といって先送りにしてしまうケースも。また、受診したとしても、犬が恐怖のあまりに攻撃的になって必要な検査や処置がスムーズに行えないこともあります。

子犬が動物病院を好きになるように、動物病院へ行くときは、飼い主さん自身もリラックスしてお気に入りのおやつやおもちゃを持っていきましょう。子犬のうちは、体重測定がてら定期的に訪れるのがおすすめ。動物病院は楽しい場所で、怖くないと思えるようにしてあげることが大切です。病院のスタッフには、子犬が病院好きになるため、とあらかじめ相談しておくとよいでしょう。特にパピークラスを開催しているような、しつけを得意とするスタッフのいる病院であれば、喜んで協力してくれるはずですよ。もちろん、動物病院が開催するパピークラスに参加するのもgood。犬どうしの社会化にもつながります。

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⑤走っている車やバイク、自転車など

子犬の時期から慣れておきたい自転車やバイク

家の外には、大きな音や物の動きなど、たくさんの刺激があふれています。車のクラクションや走りすぎていく自転車、踏切の音や電車が通過するときに音や風…。子犬の時期から色々な経験をしておくことで、物事に動じず落ち着いていられる犬に育ちます。

子犬にこうした刺激に慣らせるときには、ただ怖い思いをさせてトラウマを与えてしまうことがないように。いきなり交通量の多い場所や騒々しい場所に連れていくのではなく、まずは、飼い主さんが抱っこして、家の周りのような慣れた場所や静かで安全な場所を歩くことからスタート。気分転換できるお気にいりの食べ物やおもちゃを使ったり、子犬を優しくなでてあげたりして、子犬に安心感を与えながらゆっくり時間をかけて慣らしていきましょう。

⑥花火や雷の音

子犬の時期から聞かせておきたい花火や雷の音

花火の音や雷の音がどうしても苦手な犬は多いもの。花火大会の音にびっくりして逃げてしまった、雷が鳴るとおうちの中でずっと震えている…といったことがよくあるのです。

ですからぜひ、子犬のうちからそういった、「毎日耳にするわけではないけれど、時々出会うことになる大きな音」にも慣れておきましょう。自宅で練習をするときには、こういった音の収録されたCDなどを利用するのもありですし、テレビの音を聞かせるのもひとつの方法です。

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⑦他の犬

子犬の時期から仲良くしておきたい他の犬

他の犬と仲良くできるようになっておくことで、毎日の散歩やドッグカフェやドッグランへのお出かけなど、愛犬と一緒に楽しめることの幅は一気に広がります。もちろん日々のお散歩もより楽しいものになるでしょう。

生後4週ごろから8週ごろまでの社会化期の前半、犬は親犬や兄弟犬からコミュニケーションの取り方を学びます。じゃれ合って遊ぶ中で、力加減や相手との距離感などをつかんでいくのです。ところが、子犬を家族に迎えてからは、どうしてもほかの犬と接する機会を失ってしまいがち。飼い主さんが意識して、愛犬がほかの犬と触れ合う機会を与えてあげることが必要です。

とはいえ、ワクチンプログラムが完了していない時期は、安易に他の犬のいる場所へ連れていけません。動物病院によってはパピークラスを開催しているところがありますので、ぜひ、パピークラスに参加しましょう。月齢の近い犬のお友達を作ることもできますよ。

子犬と毎日お出かけして、楽しく過ごそう

子犬とは毎日おでかけするのが社会化のコツ

このように、子犬が社会化期に、触れ合っておきたいものはとてもたくさんあります。その一方で、子犬を家族に迎える時期、多くの犬がまだワクチンプログラムを終えていません。それでも、この時期を家の中だけで過ごすのはもったいない! あっという間にすぎていく社会化期、一日も無駄にはできません。不特定多数の犬の集まる場所を避け、必ずバッグか抱っこで外出し、子犬を地面におろさない、などの注意点を守って、ぜひとも積極的に子犬とおでかけしましょう。

トレーニングは社会化期を過ぎでも継続を

社会化期を過ぎたからといって、物や動物に慣れない犬のままというわけではありません。ていねいに時間をかけ、 じっくりと楽しい経験を積み重ねてあげることで、成犬になってからでも社会性を身に付けることは不可能ではありません。

また、犬の社会化は、一度慣れたら終了!というものではありません。何かのきっかけで、また色々なものにおびえるようになってしまった、というケースも多いものです。愛犬が慣れておく必要なものに出会うたびに丁寧に慣らしていく「社会化トレーニング」は、生涯にわたっての積み重ねが必要なのです。

社会化を成功させて「愛され犬」に育てよう

子犬に何かを慣らしていくには、無理強いしてトラウマを与えるのではなく、楽しい経験をたくさん積ませることがポイントです。社会化トレーニングを成功させて、愛犬との毎日をご機嫌で幸せな暮らしにしましょう♪

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