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犬のイタズラ。効果的なのに忘れがちな対策2つ。無視だけではダメ?!

   2019/07/18

いたずらをしている犬

「犬がいたずらしてるのを見つけても無視しましょう」と言われるのを聞いたことのある飼い主さんも多いかと思います。犬のイタズラを発見した時に「無視をする」のはひとつの大事な方法。でも実は、愛犬のいたずらは無視だけでは解決しないのです。今回は、つい見落としがちな愛犬のイタズラ対策を2つご紹介します。

①イタズラをしてない状態を褒める!

犬は、「ある行動をしたら褒められた」という嬉しい経験を重ねることで、その行動をとる頻度が増えていきます。ですから、「いたずらをしないで上手に遊んでいる=正解!」ということを伝えるために、イタズラをしていないタイミングで繰り返し褒めてあげることが大切です。この方法は、飼い主さんにかまってもらいたいタイプの子に特に効果的。

イタズラしていない時を褒める

「おもちゃで」遊んでいる時にこそ、声がけを!

犬が自分のおもちゃで一生懸命遊んでたら、「静かに遊んでるし、そっとしとこう…」なんて思うかもしれません。また、飼い主さん自身にすることがあったりすると、そのまま声をかけることもなく、いわば「スルー」してしまうことも多いのではないでしょうか。でも、この、「自分のおもちゃで遊んでいる時」に褒めたり、声がけしたりすることこそが、イタズラ解決の最重要ポイント。

かじってはいけない日用品ではなく、愛犬が噛んでもいいおもちゃを噛んでいる時に「偉いね!」「いい子!」などと褒めてあげましょう。時には、「そのおもちゃ、いいなー、ちょうだい!」などと言って、さりげなく飼い主さんも遊びに参加するとさらに効果的!犬にとって、そのおもちゃへの愛着が増しますし、「日用品ではなく、おもちゃをかじっていた方がかまってもらえるんだ!」と学習もします。

おもちゃで遊んでいる子犬

ついつい、いたずらをしている時の愛犬に目がいってしまうものですが、いたずらをしていない時こそしっかりと褒めることを繰り返しましょう。

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もし、イタズラしているのを見つけたら…

逆にスリッパなどの日用品で遊んでいる、つまりイタズラしている時には、「かまってもらえた!」という報酬を与えないようにすることが必要です。

いつもかじるだけで、食べ物以外のものは飲み込んだことがなく、かじっても危険のないものや、かじられも困らないものでイタズラしてるのなら、無視するのも一つの方法。

スリッパをイタズラしている犬

一方、飲み込んでしまうおそれがあったり、かじられては困るものをかじっているのであれば、愛犬がおもちゃで遊んでいる時と同様のさりげない調子で近づいて、おやつやお気に入りのおもちゃなどと交換を。犬がかじっていたものを自ら離したら、さっと片付けてしまってください。

無理やり取り返そうとしたり、大きな声を出して追い掛け回したりするのはNGです。「かまってくれた!」と感じる可能性があるだけでなく、「とられたくない!」という気持ちが強くなって飲み込んでしまう危険性があるからです。

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とはいえ、かじられて困るものを出しっぱなしにしない、ごみ箱は蓋付きにする、など、「イタズラできない環境」をあらかじめ作っておくことも、飼い主さんの大事な役割で、イタズラ対策の鉄則。犬がスリッパで遊んでしまったのは、そこにスリッパがあったから。決して犬を責めたり叱ったりはしないでくださいね。

落ちていたものでイタズラしている犬

②イタズラされる前に、徹底して犬の欲求を満たす!

私たちにとって「イタズラ」に見える犬の行動。でも、犬にとっては、「もっと遊んでほしい」「もっと運動したい」など、何かの欲求を満たすための行動だったりもします。ましてや、理由のないいやがらせなどでは決してありません。

ですから、それを無理やりやめさせようとしただけでは、犬は今度は、別の方法でその欲求を満たそうとすることになるでしょう。 時には吠えたり、噛みついたり…といった、別の困った問題へと発展することも考えられます。

犬がイタズラすることで満たしたい欲求を探り、しっかりと満たしてあげることが重要です。愛犬がいつもイタズラするタイミングやシチュエーションを一度記録してみると、愛犬のイタズラの傾向が見えてくるはずです。

たとえば、夕飯の支度の時間になるとイタズラを始める愛犬の場合。夕飯の支度をする直前に少し愛犬のための時間を作ってあげるとよいでしょう。

イタズラ対策として運動している犬

忙しい時間帯もしれませんが、ちょっと我慢。いつもイタズラしてしまう時間帯より少し早い時間帯にしっかり遊び、愛犬の気持ちを満たしてあげるのがポイントです。散歩や室内遊びでほどよく疲れる程度に体を動かし、心ゆくまで甘えさせてあげることで、そのあとの時間帯を愛犬は満ち足りた気持ちで、リラックスして過ごしてくれることでしょう。そうすることで、結果的にはスムーズに、そして愛犬のイタズラにイライラすることもなく、穏やかな気持ちで夕方から夜の時間を送れるようになるのではないでしょうか。

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正しい行動を教えて、イタズラを減らしていこう

犬との暮らしでは、多少の困ったことは覚悟しておくことが必要。でも、イタズラばかりでは、愛犬との暮らしを心から楽しむのが難しくなってしまいますよね。とはいえ、やみくもにイタズラを抑制しようとするだけでは不十分。愛犬の気持ちを満たしてあげつつ、日用品ではなく、おもちゃで遊ぶ方向へとうまく導いてあげれば、少しずつイタズラは減っていくはずです。ぜひ、お試しください!

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