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【犬のしつけ】「お手」は本当に必要なの?

 

「お手」をする愛犬の姿はとてもかわいらしいですよね。「お手」は愛犬と飼い主さんの息の合ったやりとりから、しつけというよりも「芸」のようなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな「お手」ですが、犬と暮らしていく中で本当に必要なことなのでしょうか…?今回は、しつけとしての犬の「お手」の意味や役割についてまとめました。犬のしつけをしたいけれど「お手」って本当に必要なの?と考えている方必見です!

「お手」は愛犬との暮らしに欠かせないしつけのひとつ

愛犬との暮らしに必要なしつけであるお手をする犬
愛犬との暮らしで必要なしつけのひとつ「お手」

結論からいうと、「お手」は、愛犬との暮らしに必要なしつけです。

「お手」とは、ご存知のとおり「お座り」の状態から愛犬が飼い主さんの手の上に前足を乗せるポーズのこと。ですが、「お手」は、ただ前足を飼い主の手に乗せさせるためだけのしつけではありません。もちろん、犬と握手することだけが目的のしつけでもありません。

愛犬との暮らしに役立つしつけとしての「お手」のめざすところは、お手で出した愛犬の足先を「優しく」握れるようになること。これが上手にできるようになることは、飼い主さんと愛犬の信頼関係の構築につながります。さらに、「お手」がいつでも上手にできるようになると、愛犬の日常のケアや健康管理にもとても役に立つのです。

「お手」のポーズは信頼関係の証

信頼関係の証であるお手をする犬
下から包むような「お手」は信頼関係の証

一見単純な「お手」のしつけですが、実は愛犬と飼い主さんの信頼関係の証だということをご存知でしょうか。

「お手」で愛犬が触れられる足先は、本来、犬にとって触られるのが苦手な部位。

ですから、愛犬が飼い主さんに体を触られること、もっと言うと、足先のような苦手な部位さえも触らせている状態は、深い信頼関係が成り立っていなければできないことなのです。

「お手」を利用して毎日のケアもストレスなく

「お手」を上手にするしつけを通して、愛犬が足先に触れられることに慣れていると、日常のケアをする際にとても役に立ちます。

足先は意外と触れることが多い部位。ですから、「お手」をじっくり丁寧に練習して、足先を触られることに良いイメージを持つようにしておくことをおすすめします。もっと言えば、愛犬が自ら「お手」をしたくなるような教え方をしてあげたいものですね。

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自らお手をしたくなる教え方
自ら「お手」をしたくなるような教え方でしつけよう

「お手」のしつけが役立つ場面はこんなにたくさん

最もよく足先に触れる機会は、毎日の散歩の後の「足拭き」。
タオルの上への「お手」のしつけを練習しておけば、「足拭き」の際、愛犬にとっても飼い主さんにとってもストレスなく、簡単に拭くことができるようになります。

お手のしつけをしておくことで、ケアが楽になっている犬
「お手」が上手になると、日々のお手入れがラク

そのほか意外と多いのが、散歩のあと、小石などが肉球や指の間に挟まってしまっているケース。自宅で前足の指の間や肉球の傷などをチェックするときにも、「お手」が上手にできると確認がしやすくなります。

また、爪切りやトリミングの際にも足先に触れることが必要です。爪を切った後に爪ヤスリで断面を丸めたり、肉球を十分に開いて間や周囲のムダ毛を刈ったりする際にも、「お手」で足先に触れられることに慣れていれば、スムーズに行うことができるでしょう。

ただし、爪切りやトリミングはとても難易度の高いケア。愛犬との信頼関係が十分に構築され、愛犬が体に触れられることに慣れていないうちは、決して無理に自宅でチャレンジしようとはしないでください。必要な時は、トリミングサロンや動物病院におまかせすることを強くおすすめします。

「お手」からステップアップ!ボディタッチに慣れておこう

「お手」ができるようになったら、そこからステップアップ。耳や口元を含めた犬の体のすみずみまで触られることを受け入れられるようにしておくことも、ぜひ取り入れたいしつけです。

全身を触れることに慣れている犬
体中どこでも触れるようになるのが理想

体を触られることを受け入れられるようになることは、

  • 毎日のケアやお手入れ、健康チェックを行うとき
  • 信頼関係を構築するためのスキンシップ
  • 動物病院の受診や検査、薬を飲ませたり薬を塗ったりするとき

などに役立ちます。

ですから、ぜひ、子犬のうちから「お手」をマスターしておき、さらに体の色々な場所を触れられることに慣れさせておきましょう。もちろん成犬になっているからといって遅すぎることはありません。気長に、少しずつ練習していけば、徐々に色々な場所を触れるようになっていくはずです。

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「お手」をマスターして愛犬とスマートな生活を♪

「お手」のしつけは、愛犬にポーズを覚えてもらって完成…ではありません!「お手」のコミュニケーションとしての役割を理解し、「お手」を日常の中でどんどん活用してこそ、頑張って練習を重ねてしつけをしていく意味があるのです。「お手」を使いこなして、愛犬も飼い主さんも、より楽しく快適に暮らせるようにしていきましょう!
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