メニュー

子犬がトイレを失敗する3つの理由とその対策

   2019/03/20

どんな子犬も、必ずはじめはトイレを失敗します。そもそもトイレは、犬本来の習性からかけ離れた習慣であり、子犬がトイレで排泄しないことは当たり前のこと。決して子犬が悪いわけではありません。でも一緒に暮らすと子犬には、早い段階でトイレを覚えてもらいたいですよね。トイレの習慣は失敗を減らし、成功率をあげていくよう「導く」ことで必ず身に付きます。今回は、「子犬がトイレに失敗する理由」を3つ紹介します。トイレを失敗する理由がわかれば、失敗を減らすための対策は見えてきます。子犬のトイレでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

トイレ失敗の理由① トイレを正しく認識できていない

子犬がトイレに失敗しないように用意したペットシーツ

子犬がトイレを失敗する理由のひとつには、「子犬がトイレを正しく認識できていない」ということがあります。

そもそも、子犬には「トイレ」の概念がありません。人間がトイレのつもりでペットシーツやトイレトレーを置いていても、子犬はそこがトイレであることが認識できないのです。

そのため、まずは家庭には「トイレ」というものが存在し、排泄はそこでするものだ、ということを子犬にわかりやすく伝えることが必要です。

対策!トイレを設置する場所を一定にしてトイレを教える

トイレは、子犬が行きやすく、落ち着けるところに固定しましょう。あちこち動かすのはNGです。できれば子犬がおうちにきた初日から、サークルの中に設置したトイレで排泄することを教えてあげたいところです。

トイレの場所は動かさず、落ち着ける場所に設置

ところが、子犬が寝床や食事スペースと一緒の空間にあるサークルのトイレを使うのを嫌がることもあります。子犬がいつも同じ場所で排泄するようならば、いっそのこと、子犬がトイレで排泄できるようになるまで、いつも失敗する場所をトイレにしてしまいましょう。子犬がトイレでの排泄をマスターしてから、少しずつ邪魔にならない場所に動かすようにすればOKです。

サークル外にトイレを設置する時は、「ここがトイレ」だと子犬が簡単にわかるようにする工夫も忘れずに。床に置いたペットシーツやトイレトレーを別の小さなサークルで囲むと、子犬はトイレを認識しやすくなり、失敗が減りますよ。また、ペットシーツだけを床に敷くよりも、トイレトレーの上に敷く方が、床との境目がわかりやすくなるため、はみ出しなどの失敗も減らせるでしょう。

※子犬がサークルに設置したトイレを使ってくれない…そんな時の対処法はこちらの記事でご紹介しています。
【トイレのしつけ】サークルのトイレを使わない子犬への意外な対策とは?

トイレの「足元の感触」をわかりやすくして失敗を防ぐ!

子犬は、「足元の感触」でもトイレを認識します。
じゅうたんやマット、ブランケットは、子犬にとってペットシーツと間違いやすい素材なので、トイレが上手にできるようになるまではトイレの周囲に置かないほうがよいでしょう。ペットシーツと似ていて紛らわしい感触のものはトイレの周辺から取り除くことで、かなりトイレの失敗を防げます。

トイレとブランケットの感覚が似ているとトイレと間違える

トイレの「におい」で混乱しないように、失敗したら消臭を!

もし設置したトイレ以外の場所で子犬が排泄してしまったら、後始末の際にはしっかり消臭しましょう。失敗した時の「におい」が残っていると、その場所をトイレだと思って、また同じ場所で失敗する可能性があります。

トイレ失敗の理由② トイレの教え方を誤っている

子犬がトイレを失敗するのは、「飼い主さんの言っていることがわからない」という理由があるかもしれません。犬はとても頭の良い動物ですが、人間の話は理解できません。「ここがトイレだよ」「おしっこはここでやってね」と言葉で何度伝えても、トイレで排泄してくれないのは当然です。

対策!成功を褒めることで、次もトイレで排泄させる

成功したらすぐにご褒美を与えれば次のトイレも成功するはず

子犬は「成功すると嬉しいことがある」という経験を積むことで、その行動をとる頻度が増えていきます。つまり、「成功を褒めることで、その行動が望ましい行動だと教える」というのが最もわかりやすい教え方なのです。

子犬がトイレで正しく排泄できたら、すかさず優しい言葉で褒めたり、ご褒美を与えたり、遊んであげたりして、嬉しい体験をさせましょう。

子犬は「嬉しいこと」と結びついた経験が増えるほど、その行動はどんどん強化されます。そのため、子犬に早くトイレを覚えてもらうには、できるだけトイレの成功を増やし、たくさん褒め、うれしい経験をどんどん積み重ねてあげることが大切なのです。

トイレの失敗を叱るのは絶対NG

逆に、子犬がトイレに失敗した時には、叱らず何事もなかったかのように静かに片付け、しっかりと消臭してしまいましょう。

トイレの失敗をした子犬を叱るのはNG

子犬がトイレ以外の場所で排泄したとしても、子犬は本能的な行動をしただけのこと。「ダメでしょ」と叱っても、何がダメなのか、何故ダメなのか全く理解できません。それどころか、叱られることによって飼い主さんが恐怖の対象となってしまうなど、飼い主と愛犬との関係に悪影響も。

また、「飼い主さんの前で排泄すること=ダメ、叱られる」と間違って覚えてしまい、排泄を我慢したり、隠れてトイレをしたりするケースも。
そのほか、飼い主さんがトイレの失敗を大騒ぎすることで、子犬はかまってくれたと勘違いしてしまう場合もあります。

子犬がトイレを失敗したときには、騒がず冷静に、何事もなかったかのように片づけましょう。

※他にもある!子犬がトイレを失敗した時によくしてしまうNG行為はこちらの記事をご参照ください。
犬がおしっこを失敗。やりがちな「4つのNG行為」と、とるべき「たった1つの行動」は?

トイレ失敗の理由③ 連れていくタイミングを間違っている

子犬がトイレ以外の場所で排泄したり、トイレでなかなかしなかったり…というのは、子犬をトイレに連れて行くタイミングと子犬の排泄のタイミングがずれていることも考えられます。トイレの練習につまずいたら、トイレに連れて行くタイミングも見直してみましょう。

トイレにタイミングよく連れていくことが大事

対策!子犬の行動記録をとってみよう!

一般に、子犬が排泄しやすいタイミングは

  • ハウスから出してすぐ
  • 寝起き
  • 飲食後
  • 遊び、散歩など体を動かした後

など。子犬が床などのにおいをかいだり、落ち着きがなかったりする時も、排泄場所を探しているサインなので、トイレに連れて行きましょう。子犬では1時間に最低1回、がトイレに連れて行く目安です。はじめのうちは、子犬の様子に目を光らせておかなくてはならず、大変に感じてしまうかもしれませんが、ここは飼い主さんの頑張りどころです。

タイミングを逃さずトイレに行くことで成功率があがる

愛犬の排泄リズムをより正しく知り、失敗を減らすためには、一週間ほどトイレの記録をつけることがおすすめです。「何時に、どこで、どんな様子で、排せつしているか」を失敗したときも成功したときもすべてメモして、愛犬の排泄パターンを把握してみましょう。
タイミングよくトイレに連れて行ってあげられるようになると、トイレの成功率は格段にアップしますよ。

「失敗させないこと」がトイレ習得のカギ

子犬のトイレ習得のカギはとにかく失敗させないこと。つまり、「できるだけ失敗しにくい状況を作っておくこと」が飼い主さんがまずはじめにしなくてはならないことなのです。トイレの場所を整え、タイミングよくトイレに連れて行き、成功したらご褒美を与える、ということを根気よく繰り返す、飼い主さんの努力が欠かせません。成功も失敗も飼い主さんの行動にかかっているのです。トイレのしつけでは、子犬に本来の習性からかなり無理をさせて訓練し、人間の生活スタイルに合わせてもらうことになります。飼い主さんは愛犬に対して「合わせてくれてありがとう」の気持ちを持って、失敗しても叱らず、優しく見守りながら、根気よくトイレを教えていきましょう。

※できるだけ失敗させずにトイレを覚えてもらう方法はこちらの記事でご紹介しています。
子犬のトイレトレーニングの方法は?5ステップで完璧習得【初心者さん必見】

※トイレの失敗が続くときに見直したいことはこちらの記事でご紹介しています。
【子犬のトイレ】しつけがうまくいかない時に見直したい2つのこと

こいぬすてっぷではトイレをはじめとしたさまざまなしつけを、子犬にわかりやすい方法でやさしく進めていくしつけプログラムをご紹介しています。ぜひご覧ください。

banner_A


こいぬすてっぷの詳細はこちらから

関連記事