
犬との初詣。参拝時のマナーと注意点を解説
愛犬と初詣に行く場合には、注意するべきことがいくつかあります。チェックしておきましょう。 目次 「犬との初詣OK」と明記…
台風の時に不安やストレスを感じる犬は多いもの。そんな不安やストレスを和らげてあげるのに役立つしつけがあるります。今回は、台風に備えてマスターしておきたいしつけについてです。
「ハウス」は、一般的には、来客時や留守番をするときに「ハウス」の合図でサークルやクレートに自ら入り、そこでしばらく過ごすことを指します。この「ハウス」をクレートで練習しておき、クレートの中でゆったりと過ごせるようになっておくことは、台風を怖がる犬のための備えとして役立ちます。
「サークルに『ハウス』はできるけど、クレートに『ハウス』しないといけないの?」と思った方もいるかもしれません。クレートへの「ハウス」をおすすめするのには理由があるのです。
犬が台風を怖がる、というのは、とてもよくあるお悩みのひとつ。
台風の時には、激しい風の音や大きな雨の音などの、普段はあまり経験しないような刺激がたくさん。子犬のうちから少しずつ慣れていくことができていて、平気に過ごせる犬もいますが、やっぱり怖くてブルブル震えてしまうような犬も少なくありません。
犬が台風を怖がる時、お気に入りのおもちゃで遊んだり、大好きなおやつを与えたりして気を紛らわすことも良い対策。でも、台風が通り過ぎるまでずっと犬と遊んでいる、おやつを与え続ける、というのは現実的ではありません。そんな時でも、クレートでゆったり過ごせるようになっていれば、犬のストレスはかなり軽減されるのです。
「ハウス」でクレートに入り、そこで落ち着いて過ごせるようになると、台風で避難が必要になった時も役立ちます。
台風で避難が必要になった場合は、速やかに、そして安全に移動しなくてはなりません。そんな時、愛犬が「ハウス」をしてくれることで、スムーズに避難がしやすくなるのです。
さらに、避難所での生活を余儀なくされてしまった場合も、犬がクレートに慣れていることは大切です。 避難所では、愛犬はクレートで過ごさなくてはならないことがほとんど。これは、他の犬とのトラブルを避けるためでもあり、また、犬と一緒でない人へ配慮するためでもあります。愛犬がクレートに慣れておらず、クレートが安心できる空間になっていなければ、愛犬にかかるストレスはとても大きなくなります。一方、クレートの中が犬にとっての「安全地帯」になっていれば、避難所という、いつもと違った環境で過ごすことによる不安やストレスは軽減されるのです。
くクレートで「ハウス」を練習し、クレートを愛犬にとって落ち着ける場所にするには、いくつかコツがあります。
クレートは、犬が自ら中に入って向きを変えられるだけの幅、「伏せ」をした時にお尻から前肢の先まですっぽり入るだけの奥行があるものを選んでください。高さは、体高より10cm以上高いものを選びましょう。
日常的に愛犬が自由に出入りできる場所、目につく場所にクレートを置いておきましょう。
クレートに警戒心を持たせないため、扉を閉めるのを嫌がるうちは、無理に扉を閉めないでください。少しずつクレートへの警戒心を解いていき、クレートの中にいることに慣れさせていきます。そして、最終的にはクレートの扉を閉めた状態で、中で眠れるようになることを目指しましょう。
サークルと違い、持ち運びできるのがクレートの良いところ。クレートを好きになってもらうため、楽しいお出かけには積極的にクレートを活用してください。逆に、病院などのように、犬が行きたがらない場所に連れて行く時だけクレートを使うのはNGです。ましてや、「罰としてクレートに閉じ込める」という使い方は絶対にしないでください。
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いかがでしたか。台風シーズンを少しでも落ち着いて過ごすためにも、ぜひクレートでの「ハウス」をマスターしておきましょう。
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こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。
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