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【怖がる時にも】台風への対策として必須の犬のしつけとは?

   2018/12/28

台風や地震をはじめとした災害への備えはしていますか?「災害への備え」とは、避難や避難生活に備えることだけではありません。台風などの災害時に感じる愛犬の不安やストレスを和らげてあげることも飼い主の大事な役割です。怖がって鳴いたり、うずくまったり、震えたり…そんな台風の時の犬の恐怖心や不安を軽減するのに役に立つしつけがあるのをご存知ですか?今回は、犬が台風におびえる時にも、そして避難の時にも役立つ、台風に備えてマスターしておきたいしつけについてです。

犬が怖がらないように準備が必要な台風

台風に備えてマスターしたい犬の「しつけ」がある?

犬と台風を過ごすときの悩み「犬が怖がる…」

愛犬と台風を経験したことのある人によくある悩みは、「犬が台風を怖がる」ということ。
台風の接近で雨や風が強まってくるとともに、怖がっている愛犬が部屋の隅っこで震えてしまったり、うずくまってしまったり、時には飼い主にべったりくっついて離れなくなってしまったり、といった経験をしたことのある飼い主さんは少なくありません。

台風の時には、風の音や雨の音、雷の音や稲光といった、普段はなかなか経験しないような刺激がたくさんあります。ですから、台風の時に愛犬が怖がっててしまうことは当然のこと。
でも、飼い主としては、少しでもストレス少なく台風を乗り切ってほしいところですよね。
また、愛犬と暮らしていく中で、愛犬が恐怖を感じているならば、その不安やストレスを少しでも和らげるように努力をすることは、飼い主の大事な役割でもあります。

台風を怖がる犬

愛犬が台風を怖がっている時には、大丈夫だよ、と声をかけながら、遊んであげたり、大好きなおやつを与えたりして気を紛らわしてあげることも良い対策のひとつ。でも、台風が通り過ぎるまでずっと犬と遊んでいる、おやつを与え続ける、というのは現実的とはいえません…。

ある程度、犬が台風を怖がってしまうことはしかたのないことかもしれません。でも、そんな時でも、「あるしつけ」をマスターしていれば、台風を怖がる犬のストレスは軽減されるはずなのです。

台風への備えになるしつけ、答えは「クレートを使った『ハウス』!」

「ハウス」は、一般的には、来客時や留守番をするときに「ハウス」の言葉でサークルやクレートに自ら入り、そこでしばらく過ごすことを指します。

この「ハウス」をクレートで練習しておくこと、そしてクレートの中でゆったりと過ごせるようになっておくことが、台風を怖がる犬のための備えとして役に立つのです。

台風への備えとして大事な犬のクレート

もし、いつも移動はキャリーバッグで、家にクレートがない、という場合には、「バッグ」の合図でキャリーバッグの中に入り、台風が怖い時にはそこで落ち着いて過ごすことができるようになっているといいですね。

なぜ「ハウス」が台風を怖がる犬の対策になるの?

なんだか窮屈そうに思えるクレートですが、もともとほら穴を寝床にしていた犬にとって、クレートのようなこもれる形状の場所は、安心できる場所。ですから、このクレートの中が、台風で犬が怖いと感じたときに避難できる避難場所になるのです。

ぜひ、クレートでの「ハウス」をマスターして、「台風が来て怖くてもクレートに入れば安心」という状態にしておきましょう。
そうすることで、台風が来て不安そうな愛犬に「ハウス」と声をかけることで、犬は自分にとっての安全地帯に避難をし、「ここなら安心」と落ち着いて過ごすことができるようになるのです。

台風にそなえてクレートでハウスできるようになった犬

クレートでの「ハウス」を練習するときのポイントは?

まずは、クレートの選び方。
クレートは、犬が自ら中に入ってくるりと向きを変えられるだけの幅、伏せをした時にお尻から前肢の先まですっぽりと入るだけの奥行があるものを選んでください。高さは、体高より10cm以上高いサイズのものを選びましょう。

クレートを持ってはいるけれど、普段はサークルで寝ているし、あまりクレートを使っていない、ということはありませんか?ぜひ普段から愛犬が自由に出入りできる場所、目につく場所にクレートを置いておきましょう。
クレートに慣れ、クレートが好きになっておきたいので、アウトドアなど、楽しいお出かけの時に、積極的にクレートを活用することもおすすめです。
逆に、病院などの苦手な場所に連れて行く時だけクレートを出す、などというのはNGです。
また、罰としてクレートに閉じ込めるような使い方は絶対にしないでください。

クレートで「ハウス」の練習をするときには、クレートの中は安心な場所!と実感できるようにトレーニングを進めておくことがポイントです。
はじめのうち、扉を閉めることを犬が嫌がる様子が見られたら、無理に閉めることはしないでください。少しずつクレートの中にいることに慣れさせて、最終的にはクレートの扉を閉めた状態で、クレートの中で眠れるようになることを目指して頑張りましょう。

※ハウスの練習についてはこちらの記事でご紹介しています。
犬にハウスのしつけは絶対必要!ハウスが役立つ場面としつけの方法とは?

台風の備えになるハウスの練習をしている犬

クレートでの「ハウス」は台風で避難する時も役立つ

「ハウス」でクレートに入り、そこで落ち着いて過ごすことができるようになると、台風の被害が大きく、避難が必要な状況になった時にも役立ちます。

台風で避難が必要になった場合は、速やかに、そして安全に移動しなくてはなりません。
そんな時、愛犬が「ハウス」をしてくれることで、スムーズに避難がしやすくなるのです。

台風の間、クレートに入っている犬

また、台風による避難生活を余儀なくされてしまった場合であっても、犬がクレートに入ることに慣れていて、クレートが愛犬にとって安心できるスペースとなっていることは役立ちます。
クレートの中が犬にとっての安全地帯になっていれば、いつもと違った環境で過ごさなくてはならないストレスも軽減されるでしょう。
また、避難所にいるほかの犬とのトラブルを回避するためにも、そして、犬を連れていない人に対する配慮としても、犬がクレートに入ることに慣れていることはとても大切なことです。

台風への備え。犬にとっての安心を与えることも大切です

台風や集中豪雨による水害はいつ起こるかわかりません。その時に備えた準備は、できる時にしておきましょう。物の準備だけが防災対策ではありません。普段の生活の中でできるしつけや社会化で、少しでも犬の不安を和らげることも大事な備えです。また、日ごろから、飼い主さんのことを「安心できる存在」「頼れる存在」と犬が思えるような接し方を心がけましょう。そうすることで、台風などの非常時、犬も飼い主さんもより落ち着いて過ごすことができるようになるでしょう。

※台風を怖がる犬のために用意しておきたいアイテム、クレートともうひとつは…?こちらの記事でもご紹介しています。
台風、集中豪雨、雷…怖がる犬を安心させてくれる2つのアイテムとは?

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