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ドッグランに行くなら必携!【犬のワクチン証明書】なぜ必要?なくした時は?

 

愛犬がワクチンを接種したときにもらう「ワクチン証明書(予防接種証明書)」はきちんと保管していますか?最近では愛犬と楽しめる施設が増えてきており、そこでワクチン証明書の提示を求められることがあります。証明書を紛失した場合はどうしたらいいの?証明書の期限はあるの?など、この記事では、よくあるワクチン証明書の疑問にお答えします。

そもそも犬のワクチン証明書とは?

ワクチン証明書とは、犬が動物病院で混合ワクチンを接種したときに発行される証明書(予防接種証明書)です。ワクチン証明書は、紙に印刷されたものをもらうのが一般的。紛失してしまったり、持ちだしている間にボロボロになってしまうことがあるため、取り扱いや保管方法には注意が必要です。

ワクチン証明書には、飼い主さんの情報(名前や住所)、愛犬の名前はもちろん、犬種、性別、年齢、接種したワクチンの種類、ワクチンの製造番号、接種日、そして接種した病院の情報(病院名や所在地、獣医師の氏名)が細かく記載されています。

ワクチン証明書の例
ワクチン証明書の書式は動物病院によりさまざま

証明書のデザインや形式は病院によって異なります。病院によっては、予防できる病気の種類が細かく書いてあったり、愛犬の顔写真が印刷されたり、次の接種日を記載したりしているものもあるので、しっかり確認をしておきましょう。

ワクチン接種証明書はなぜ必要?

ドッグランなどをはじめとした、不特定多数の犬が集まる場所での感染症の蔓延は非常に深刻な事態を引き起こします。

犬の混合ワクチンは、犬の感染症の中でも、特に感染力が強く、また、致死率の高い病気を予防するためのもの。ところが、当然ながら、ワクチンを接種しているかどうかは、犬の見た目ではわかりません。

ですから、多くの施設では、愛犬たちの命を守るために、きちんとワクチンを接種することで危険な病気に対する対策をとっていることを証明できる犬のみが利用できるように規定を設けているのです。

ワクチン接種証明書が必要なのはどこ?

ワクチン証明書の持参が必須のドッグラン
犬がたくさん集まる場所では、感染症の蔓延を予防することが必須

愛犬との外出やお出かけなどの機会が増えれば増えるほど、ワクチン証明書が必要となる機会は増えてきます。最近では、ペットの同伴OKという施設やペットと一緒に遊べる施設が増えてきていますが、条件としてワクチン接種証明書の提示が求められる場合が多いでしょう。

まず、ペットと泊まれる施設の多くは、ワクチン証明書の提示が求められるのが一般的。そのほか、短時間のお預かり専用のペットホテルトリミングサロンドッグランの利用時にも証明書の提示が条件になるケースが増えています。また、ドッグカフェも利用時にワクチン証明書の提示を求められることがあります。

飼い主としても、愛犬とそういった施設を利用するときには、ワクチン証明書が必要となる施設のほうが安心ではないでしょうか。 ですから、「ワクチン証明書が必要となる」 ということを、愛犬と利用する施設選びのひとつの基準とするという方法もありますね。

一方、普段からワクチン証明書について意識をしていないと、いざその施設を利用したい、利用しなければいけないという状況なのに、ワクチン接種証明書がなくて利用できない…などということになりかねません。基本的に、ほかの犬と触れ合う機会がある場面、犬が集まる場面では、ワクチン接種証明書が必要になる可能性があると思っておきましょう。

そのほか、犬を飼ったら入っておきたいペット保険。ペット保険でも加入時にワクチン接種証明書の提出を求められる場合があります。また、加入時には提出が不要な場合でも、疾患によっては、保険金の請求時に必要になるケースがあるようです。

ワクチン証明書の有効期限はあるの?

ワクチン接種証明書そのものに有効期限があるわけではありませんが、常に最新のものを提示するようにしてください。

犬の混合ワクチンは1度うったからといって、その効果が生涯続くわけではありません。必ず追加接種が必要ですので、動物病院の指示に従い、必要な期間をあけて追加接種をうけ、新たな証明書を発行してもらうようにしてください。

指示された時期にワクチンを追加接種しにきた子犬
指示された時期が来たら追加接種を受け、新しいワクチン証明書を発行してもらおう

ちなみに、日本では、1年に1回のワクチン接種を推奨している動物病院が多くあります。一方、世界的には3年に1回の接種を推奨している国が多く、日本でも最近では3年に1回の接種を推奨している病院もあります。

証明書そのものに有効期限がないとお伝えしましたが、実は「『1年以内』に接種したという証明書に限る」などと、 利用する予定の施設側からワクチン接種からの期間が指定されるケースがほとんどです。ですから、利用したい施設が何年以内のワクチン証明書を求めているかをあらかじめ確認しておくようにしてください。

「1年以内の証明書が必要なのに、かかりつけの病院でのワクチン接種は3年に1回…」などという場合は、一度病院に相談してみましょう。動物病院によっては、抗体検査の結果をふまえた猶予証明書を発行してもらえるかもしれません。猶予証明書での対応が可能かどうか、あらかじめ利用する予定の施設へも確認しておくことが必要です。

ワクチン接種証明書をなくしたら…?

犬のワクチン接種証明書は、多くの場合、A5やB6ほどの小さな紙。詳細な個人情報が記載されているため、取り扱いには慎重にならなくてはなりません

しかし、ついうっかり…で失くしてしまう飼い主さんも少なくありません。何かと持ち物が多かったり、バタバタとしがちな愛犬とのお出かけで、どこかにいってしまった…なんてこともあるかもしれません。また、ワクチンは次の接種までの間隔が1~3年もあいてしまうため、その間に引っ越しや大掃除などで、誤って捨ててしまうということもあるかもしれません。

ワクチン証明書を持参しておでかけする子犬
何かと荷物の多くなるお出かけ。証明書を無くさないように気を付けて

ワクチン接種証明書を失くしてしまったことに気付いたら、なるべく早めにワクチンを接種した動物病院で相談してください。再発行を受けられるかもしれません。

また、犬と一緒にペット施設を利用したり、ペットのイベントに参加したいけれども、手元にワクチン接種証明書がない…。そんな時には、ワクチン接種したときの領収証(診療明細書)で対応してくれるケースもあるようです。利用したい施設に相談してみて、ワクチンを接種したときの領収証(診療明細書)を探してみるのも1つの手です。

なくした、破れた、濡れた、汚れた…を避けるには?

ワクチン接種証明書をなくしてしまいそうな場合は、なくさないための工夫をしてみましょう。犬の診察券やお薬手帳、診療明細書などと一緒に、愛犬用に母子手帳ケースなどで一緒に保管すると、なくしづらく、次の接種時期も分かりやすくておすすめです。

ワクチン証明書の保管に便利な母子手帳ケース
愛犬の診察券やワクチン証明書などは母子手帳ケースを利用すると便利

よく利用する施設が、ワクチン証明書のコピーでも対応してくれるようならば、あらかじめコピーをとっておいて、持ち運び用は証明書のコピー、原本は自宅で保管するという方法も。

また、使用頻度が高く、紙がボロボロになってしまう、愛犬と遊んでいて濡れたり汚れたりしてしまった…などということも起こりえます。そんな状況を避けるためには、ハードタイプのカードホルダーやクリアケースに入れて、お散歩やお出かけセットの中に入れておくと便利です。

ちなみに、これらと同時に、スマホで写真を撮っておくとさらに安心。いざという時に手元にない…という場合には、写真で対応してくれるケースもあるかもしれません。

狂犬病の予防注射のワクチン証明書は?

狂犬病予防注射の場合は、予防注射を受けることで「注射済証」が発行され、さらに「注射済票」の交付を受けることとなります。

狂犬病の予防注射済証
狂犬病予防注射では「注射済票」の交付を受けることが必要

住所地のある自治体で犬の登録を済ませると「鑑札」が発行されます。さらに、狂犬病の予防接種を終えることで「注射済証」が発行され、「注射済票」の交付を受けることができます。 「鑑札」と「注射済票」は、どちらも縦横1~1.5cmほどの小さなプレートで、各市区町村によってデザインが異なります。

この「鑑札」と「注射済票」は、 「きちんと登録された犬であり、狂犬病予防注射を接種している」ということを証明する標識として、愛犬に常に装着しておくことが狂犬病予防法で定められています

そしてこちらも混合ワクチンの接種証明書と同様、愛犬と一緒に利用する施設などで提示を求められるケースもあります。

犬の鑑札や注射済票は、日本で暮らす愛犬の身分証明ともいえるとても大事なもの。必ず愛犬の首輪かハーネスに装着しておいてください。

ワクチン証明書は大切なもの。きちんと管理しましょう

愛犬のワクチンの予防接種証明書は、犬がきちんと適切な健康管理を受けているという証明になります。証明書の持参を忘れることで、犬が飼い主さんと一緒に施設に入れないケースやドッグランで遊ばせてあげられないということもあります。証明書は大切なものなので、なくさないようにきちんと保管しておくようにしましょう。

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