メニュー

【夏の終わりの疑問】愛犬のノミダニの薬はそろそろおしまいでOK?

 

春~夏、意識してノミダニ予防をしてきた方は多いと思います。秋が来ればノミダニ予防はおしまいでいいかな?なんて考えてはいませんか…?

ノミダニ対策は1年を通して必要!

ノミダニの被害が最も増える時期は、ノミダニの活動が活発になる春先から夏にかけての間です。しかし、ノミダニによる健康被害のリスクは、秋冬の間も決してゼロにはなりません!ノミダニ対策は1年を通して必要です。

ノミダニによる被害を防ぐには、動物病院でお薬を投与してもらうか、動物病院で処方してもらったお薬を自宅で投与しなくてはなりません。お薬の種類により、月に1回や3か月に1回など、投薬のタイミングを指示されます。指示どおりのタイミングで投薬しましょう。

※関連記事
ノミとダニの違いとは?愛犬に寄生する天敵たち?

ノミは秋冬も室内に生息している!

冬もノミダニ対策は必要

ノミは体長は1~2mm程度の小さな昆虫。 繁殖能力が高く、短期間で爆発的に数が増えます。ですから、犬がノミの被害に遭ってしまい、犬の体の表面で繁殖をはじめたら、完全に駆除するのは本当に大変です。

暖かくて湿気の多い場所を好むノミは、屋外の草むらや軒下にいるだけではありません。愛犬のケージやカーペット、毛布などにも潜んでいます。冬、暖房をかけた室内はノミにとっては快適な環境。ですから、春~夏だけでなく、1年中ノミの被害にあう危険性と隣り合わせだと考えておきましょう。

ノミの被害とは

ノミによる被害で一番はじめに気が付くものは、深刻なかゆみでしょう。さらにアレルギー性の皮膚炎を起こしてしまっている場合、かゆみはより深刻なものとなります。いずれにしても、強いかゆみがあって犬が体を掻きむしっている時は要注意。掻きむしったところから細菌が入って皮膚が化膿することもあります。また、大量のノミに吸血されることで貧血になることも。

※関連記事
犬が痒がるのは病気なの?原因リストと対処法【獣医師監修】

そのほか、ノミが瓜実条虫と呼ばれる病原体を持っていることがあり、犬がノミを舐め取ることで、瓜実条虫に感染してしまう可能性があります。ノミの寄生のあとに、体重が減る、下痢が続くなどの症状がある場合には、寄生虫への感染の可能性を考え、できるだけ早く動物病院での治療を受ける必要があるのです。

※関連記事
ノミが犬に寄生したら…病気や被害と対策のまとめ【獣医師監修】

マダニがいるのは春夏だけではない!

ダニの中でも犬、そして人の健康被害で最も気を付けなければならない「マダニ」は肉眼で確認できるほど大きなダニです。体長3~6mm程度で、吸血後には1cmほどになることも。

公園や歩道の茂み、草むらなどに潜んでいますが、近くを犬が通るとその呼吸や体温を感知して犬の体に飛び移り、寄生します。成ダニが活発に活動しているのは春から夏にかけてです。一方、孵化した幼ダニや若ダニは秋から冬にかけて活動します。

ダニによる被害とは

ダニもノミと同様犬の皮膚から吸血しますが、ひどい痒みを訴えることはノミと比べてまれです。ところが、ダニには、ダニの体に保有しているさまざまな病原体を犬、そして人にうつすという、大変深刻な問題があるのです。

マダニが媒介する病気には、日本紅斑熱・ライム病・ダニ麻痺症・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・バベシア症・Q熱・野兎病など多岐にわたります。これらは、犬と人のどちらか、もしくは両方で問題となる病気で、中には、死に至るような病気もあります。ですから、愛犬はもちろん、飼い主さんを含めた人の健康を守るためにも、マダニの被害を確実に予防することはきわめて大事なことなのです。

※関連記事
ダニが犬に寄生した…!その深刻な被害と効果的な対策とは?【獣医師監修】

お薬の他にもするべきことはある!

生活環境を清潔に

こまめに掃除機をかけることや、愛犬の使う毛布やクッション、布製のぬいぐるみを定期的に洗濯して乾燥機にかけることをおすすめします。また、部屋の風通しをよくして、湿気が溜まらないように工夫しましょう。

ブラッシングやシャンプー

ブラッシングや定期的なシャンプーは欠かせません。特にお散歩から帰ったあとのブラッシングを習慣付けることをおすすめします。ブラッシングをすることで、身体に付着したノミやダニを取り去るだけでなく、犬の健康状態のチェックにもつながりますよ。

※関連記事
犬のグルーミングって何?方法は?【基礎知識】

秋冬もノミダニ対策を万全に。気持ちよく過ごそう

ノミダニ対策は予防がとにかく重要です。被害のピークを迎える時期だけではなく、1年を通してケアしていくことが、愛犬を守り、さらに一緒に暮らす飼い主さんをも守ります。適切な予防対策をして、秋冬も笑顔で過ごせるようにしておきましょう。

※関連記事
ブラッシングを嫌がる犬、苦手部位の克服方法とは?

関連記事