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アウトドアや散歩に潜むリスク!愛犬と家族に危険をもたらすマダニ…被害にあわないための対策3つ

   2019/09/30

マダニ対策が必要な犬

犬がマダニに寄生されると、様々な健康被害が起こり、時には命をも脅かされる場合もあります。さらに、マダニによる被害は犬だけでなく飼い主家族に及ぶことも。ここでは、身近なところにいるマダニによる危険性と、愛犬と家族をマダニにから守るためにできることをご紹介します。

マダニの危険性とは

公園や歩道の茂み、川辺や河川敷などの草むらに潜み、犬や人の体温などを感知して寄生するマダニに対しては、きわめて厳重な対策が必要です。それは、マダニが犬や人の体に付着して吸血するだけでなく、マダニの体内に潜む様々な病原体に感染して、命に係わる病気にかかる可能性があるから。

マダニは、犬が命に関わる貧血を起こす「バベシア症」という病気の病原体を媒介しています。さらに、マダニは人にも深刻な病気を起こすことがあります。

発熱や嘔吐、色々な場所からの出血を起こす「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」、そして、発熱や発疹、紅斑などを引き起こす「日本紅斑熱」。耳にしたことのある方も多いのではないのでしょうか。どちらも死亡してしまうことのある深刻な病気です。

ここからは、こういった深刻な病気を運ぶマダニから、愛犬そしてご家族を守るために必ずしていただきたい対策を3つご紹介します。

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①動物病院で処方されるノミマダニ駆除薬を定期的に使用する

犬のノミマダニ対策薬の種類

マダニ対策としては、必ず動物病院で処方されるノミ・マダニ対策の薬を使用してください。マダニを駆除してくれるとともに、成ダニやノミの卵、幼虫の発育を阻止してくれます。お薬にはいくつかの種類がありますので、かかりつけの獣医師と相談しながら決めるのが良いでしょう。

ちなみに、ホームセンターなどにもノミ・ダニ対策用の薬が販売されていますが、市販薬の効果は十分とはいえません。動物病院で処方された薬を使うようにしましょう。

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②ブラッシングと散歩後のチェックは毎日

ぜひ、毎日行ってもらいたいのが、散歩のあとのブラッシング。毎日ブラッシングすることで清潔を保つことができます。また、犬の体に直接触れてチェックすることで、マダニが付着していないかを確認できます。もちろん、皮膚に異常がないか、ケガをしていないかも同時にチェックしましょう。

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③飼い主さん自身も対策を

ぜひ、飼い主さん自身も意識してマダニ対策を行ってください。

むやみに草むらには入らないようにすることはもちろん、散歩やキャンプなどのアウトドアを楽しむときには、できるだけ肌を露出しないようにしてください。

特に、野山で犬と遊ぶような場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルではなく、靴が必須です。そのうえで、ズボンのすそを靴下の中に入れると、より効果的にマダニの侵入を防げます。さらに、虫よけスプレーを散布。虫よけスプレーは、マダニを寄せ付けにくくする効果のあるものを選ぶことをおすすめします。

また、帰宅したらすぐに着替えを行い、お風呂に入ってマダニに咬まれていないか確認を。脱いだものは、すぐに洗濯、乾燥機での乾燥を。難しいようなら、家に入る前に上着を脱ぐようにしてください。家の中にマダニを持ち込まないようにすることを意識しましょう。

特に野山でのアウトドアを楽しむような場合には、念には念を入れて、何重もの対策を講じておきましょう。

万一、マダニを見つけたら…

マダニが寄生しやすい場所は、犬の眼の周りや耳、首、脇など。吸血する前の成ダニでおよそ3〜6㎜程度ですが、吸血すると体はどんどん膨れあがり、1cm以上になることも。こうなると、肉眼でもはっきりと確認可能で、飼い主さんが愛犬についたマダニを発見することもよくあります。

犬の体でマダニが寄生しやすい場所

犬にマダニが寄生していたらすぐに取ってあげたくなりますが、引っ張って取ろうとは絶対にしないでください。マダニは皮膚に頭部を食い込ませて咬みついており、無理に引っ張ると、マダニの頭部が犬の体内に残ります。必ずすみやかに動物病院で診察を受け、駆除してもらってください。

愛犬と家族を守るため、マダニ対策は通年で行いましょう

マダニによる被害のリスクは夏のものだけではありません。愛犬と家族をマダニの被害から守るため、涼しくなったからと油断することなく、年間を通して、しっかりとマダニ対策を行いましょう。

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