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熱中症。うちの子もなりやすい?特に気を付けたい犬の特徴6つ

 

熱中症になりやすい犬

犬は人と比べて熱中症にかかりやすい動物。どんなわんちゃんでも、飼い主さんによる予防は必須です。そんなわんちゃん達の中でも、特に暑さが苦手だったり、熱中症予防に気を配らなくてはならいわんちゃん達がいます。去年大丈夫だったからって、今年も大丈夫とは限りません。いつの間にか、愛犬が熱中症リスクにかかりやすい状態になっていることもあるのです。

熱中症の危険性を知っておこう

熱中症の危険性のある犬

熱中症は体温があがりすぎることで、体中の細胞がダメージを受け、全身の臓器が機能しなくなる恐ろしい病気です。 ただちに適切な治療を受けられなければ、死亡してしまうことも少なくありません。

熱中症の治療は時間との勝負。ほんの少しの治療の遅れが愛犬の命を奪います。熱中症によってあまりにも大きなダメージを受けてしまった臓器は、もう元の状態には戻りません。そんな状態になってしまったら、みるみるうちに状態は悪化し、死亡してしまうのです。

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このような恐ろしい熱中症は、予防がとにかく大切です。愛犬の熱中症の予防ができるのは、飼い主さんだけ。ですから、飼い主さん自身が、愛犬の熱中症リスクについて把握しておくことはとても大切なのです。

ここからは、犬の中でも特に熱中症にかかりやすい犬の特徴についてです。愛犬に当てはまるところはないか、チェックしておきましょう。

鼻ペチャの犬(短頭種)

熱中症になりやすい短頭種の犬

パグやブルドッグ、フレンチブルドッグ、シーズーなど、鼻ペチャのワンちゃん達は要注意。

スムーズな呼吸は、汗をかけない犬の体温調節に非常に大切な役割を果たしています。ところが、「短頭種」と呼ばれる鼻ペチャのわんちゃん達は呼吸器の構造上、スムーズな呼吸がとても苦手。呼吸による体温調節がうまくいかず、体温が上がってしまいがちなのです。

モフモフ・フサフサの犬(被毛の厚い犬・北方原産の犬種)

熱中症になりやすい北方原産の犬

ポメラニアンやシベリアンハスキー、バーニーズマウンテンドッグ、グレートピレネーズといった北方原産の犬種のわんちゃん達も、暑いのが得意ではありません。

被毛もとても豊かで、どうしても熱がこもってしまいがち。熱中症には特に気を付けておきたい犬種と言えるでしょう。

ポッチャリの犬(肥満の犬)

熱中症になりやすい肥満の犬

犬種によらず、肥満になると熱中症のリスクは上がってしまいます。皮下脂肪がつきすぎることで、体の熱を逃がしにくくなるのがその一因。

また、首にもたくさんの脂肪がついていると、気管が圧迫されて、呼吸がスムーズにできなくなってしまいます。すると、呼吸による体温調節の効率もダウン。さらに体温はあがりやすくなる傾向があります。

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子犬や高齢の犬

熱中症になりやすい子犬

体の機能が成熟途中の子犬は、体温調節機能もまだまだ未発達。生まれて最初の夏を迎えるわんちゃんは、熱中症対策を特にしっかりと。 子犬は好奇心旺盛で、ついつい遊びに夢中になりすぎてしまいがち。飼い主さんがこまめなクールダウンを意識しましょう。

一方で、高齢の愛犬の場合も注意が必要。年齢とともに、体力は衰え、体温調整もうまくできなくなってきます。 内臓の機能も若い時と比較すると落ちていますので、重症化しやすいと言えるでしょう。

療養中の犬(特に呼吸器や循環器)

熱中症になりやすい病気療養中の犬

病気療養中で体力の低下している犬は、熱中症にかかりやすい傾向があります。中でも、呼吸器の病気や循環器の病気がある愛犬は要注意。

ハアハアという体全体を使ったような呼吸は、呼吸しているだけで体温を上げてしまいます。また、循環機能が低下している愛犬の場合も、体温調節は難しくなります。できるだけ涼しい環境で、興奮させないように過ごさせてあげましょう。

足の短い犬

熱中症になりやすい短足の犬

ダックスフントやウェルシュコーギーといった、足の短い犬種の場合、お散歩中の熱中症に特にご注意を。

私たちより低い位置にいる犬たちの中でも、特に地面のすぐそばを歩くダックスやコーギーは、地面からの照り返しの熱を受けやすいのです。早朝や日が沈んだあと、アスファルトを避けて散歩をするなどの対策を。

熱中症や夏バテは、心構えと予防をしっかりと

暑い夏を迎えるにあたり、心配な熱中症や夏バテ。いつどんな愛犬に起こっても不思議ではありません。熱中症にかかりやすいとされている犬はもちろん、そうでない愛犬の場合であっても、用心するに越したことはありません。愛犬の様子と生活環境に気を配り、しっかりと対策をとっておきましょうね。

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