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犬との旅行のマナーと必要なしつけ【楽しい旅を!】

   2019/05/22

愛犬との旅行は、飼い主のマナーが試される時でもあります。犬と飼い主が楽しいだけでなく、周りの人に迷惑をかけないように、また、安全にも十分気を付けて楽しむことが愛犬との旅行で大事なこと。不要なトラブルを避け、旅先で出会った人たちに不快な思いをさせないように、愛犬と旅行に行く前に、犬との旅行のマナーをしっかり確認しましょう。

犬との旅行は飼い主のマナーが試される

犬との旅行はマナーを守ることが大事

犬との旅行で大切なことのひとつ、マナーを守ること。犬と旅行をすることで周囲の人に迷惑をかけることはあってはなりません。旅行先ではどうしても気が大きくなったり、バタバタ忙しくて愛犬のことは後回しになったりしがちです。
旅先は公共の場。「我が家では当たり前のルール」がまかり通らないことも多々あるはずです。宿泊施設など、他の人も使う公共の施設を利用させてもらっている、という意識を忘れず、マナーを守った旅行をしましょう。

マナーを守った旅行は宿泊施設選びから

ペットと旅行に行くときは、宿泊施設の選び方によって過ごし方が大きく異なります。愛犬との旅行をどんなスタイルで楽しむのが一番よいか、事前にしっかり考えましょう。

当然、どんな施設を利用する場合でも、マナーとルールは守らなくてはなりません。周りの人が不快に感じないようにする気遣いを常に持ちながら行動しましょう。ちなみに、ペット同伴OKのホテルであっても、施設によってそれぞれにルールが異なりますので十分にご注意ください。

旅行前に犬と利用する施設のルールを細かく確認

犬と旅行に行くときには、宿泊先のルールを細かな部分まで読んで理解しておくことが重要です。旅行に行く前に、愛犬と飼い主さんが候補となる施設のルールがきちんと守れるかを確認してから予約しましょう。

犬との旅行で利用する施設のルールは細かく確認する

ペット同伴OKのホテルにも色々なタイプがあります。ペット同伴客専用のホテルなのか、プランによって犬と一緒に泊まれるというホテルなのかによっても、ルールは大きく異なります。一般的にペット同伴客専用のホテルの方が、愛犬と過ごすための設備が充実しており、愛犬との過ごし方の自由度は大きくなりますが、どんな施設に宿泊するとしても、ルールとマナーには常に注意してください。

愛犬とマナーを守った旅行が本当にできるかよく考えて

犬との旅行をマナーを守って楽しむためには、いつでも飼い主の指示に従えるようになっておく必要があります。また、犬の社会化が十分であることも大切なこと。社会化が不十分で、必要以上に他の人を怖がったり、他の犬を怖がったりする状態では、旅先で犬が吠え続けたり攻撃したりといった困った行動をしてしまう可能性も。そもそも、そのような犬にとって、住み慣れた場所以外の土地で過ごす数日間は、苦痛であり、楽しいものではないかもしれませんよね

愛犬のしつけは十分か、マナーを守れるかを旅行前によく考える

愛犬と旅行する前には、マナーを守った旅が本当に可能かどうか、慎重に考えるようにしてください。もしも難しいようならば、愛犬との旅行は中止する勇気を持ちましょう。
愛犬との旅行の実現にむけて、しつけや社会化の練習を積み重ねるところからスタートです。丁寧にトレーニングを重ねれば、きっと旅行を楽しめるようになるはずです。

※愛犬が旅行を楽しむために欠かせない「社会化」。そもそも社会化って何?トレーニング方法は?
犬の社会化とは?犬に必要な社会化トレーニングの進め方

犬との旅行!宿泊施設での超基本マナー7選

ここでは、愛犬とどんな施設に泊まるにしても守らなくてはならない、基本のマナーを7つご紹介します。

①施設に入る前にブラッシングを済ませ、足を拭く

旅行で宿泊する施設に入る前に犬のブラッシングと足ふきするのがマナー

旅行で利用させてもらう施設を汚さないために、絶対に欠かせないマナーです。

お出かけ前にブラッシングをしていても、抜け毛は発生してしまうもの。部屋や共有施設に抜け毛をまき散らすことがないように、あらかじめ入館前に丁寧にブラッシングをしておきましょう。同時に、移動中に愛犬の体についた汚れもきれいに落としてから宿泊施設に入りましょう。ちなみに、愛犬の抜け毛対策としては、薄手の服を一枚着せてあげることも有効ですよ。

マナーとして薄手の服を着せることで犬の抜け毛対策になる

愛犬の足も施設に入る前にきれいに拭いてください。いつでもサッと取り出せる場所にタオルを用意しておくと便利ですよ。
宿泊施設に足洗い場がついていなかったとしても、必ず飼い主がきれいにしてあげてから入館するのがマナーです。

②共有スペースではリードを着用

客室から一歩出れば、そこは共有スペース。共有スペースでは必ずリードを装着するのが愛犬との旅行のルールであり、マナーです

ペット同伴専用でないホテルの場合は、ペットを連れていないお客さんも同じ施設を使用することになります。中には犬が苦手という方がいるかもしれません。また、ペット専用ホテルであっても、「大型犬は苦手」など、自分の犬以外の犬は苦手というお客さんがいるかもしれません。
さらに、知らない場所で知らない人がたくさんいたり、他の犬がたくさんいたりと、旅行は愛犬にとって大変刺激的。普段おとなしい愛犬であっても、落ち着いていることが難しいことが少なくありません。

旅行での宿泊先の共有スペースでは、犬にリードを付けるのがマナー

とびかかったり走り出したり、迷子になったりといったトラブルを避け、 犬同士のトラブルを防ぐためにも、客室の外では必ずリードを装着して、絶対に離さないようにしてください。どんなに愛犬がおとなしくても、過信は禁物。ノーリードでは思わぬ事故やケガを招いてしまう可能性があります。

また、人やほかの犬とのトラブルを防ぐという観点から、伸縮するタイプのリードを館内で使用することはすすめられません。犬の動きを確実にコントロールできる、スタンダードリードを使用しましょう。そのうえで、フロントで手続きをする時など立ち止まらなくてはならない時には、リードをさらに短く持つか、とびかかれないように短い位置で踏んで固定するなどの工夫をしてください。

人に迷惑をかけず、愛犬だけでなく、ほかの動物や人が安全に楽しい時間を過ごせるように常に配慮をすることがマナーとして大切なことです。

※愛犬のリードは正しく選べてますか?リードの選び方はこちらの記事をご覧ください。
子犬のリードの選び方。愛犬にぴったりなのは?【サイズ別・目的別に解説】

③食堂では愛犬は足元に。人の食事は犬には与えない

ドッグカフェを利用する場合と同様のマナーです。

犬を人用の椅子に座らせることはもちろん、人用に提供された食事を犬に分け与えることは完全にマナー違反です。愛犬用のごはんが提供される施設もありますが、そうではない施設に宿泊する場合は、必ず自分で持参したフードを与えるようにしてください。

飼い主が食事を楽しんでいる間、飼い主の足元で落ち着いて待っていられるように、日ごろからトレーニングをしておきましょう。

飼い主の食事中は犬は足元で待つ練習は旅行のマナーとして役立つ

※旅先でとても役に立つしつけ、飼い主の足元や椅子の下に入って待つ練習。その方法は、こちらの記事でご紹介しています。
犬の伏せの教え方。4STEPでしっかりマスター

※旅行先でドッグカフェを利用する予定があるなら、こちらの記事もぜひご覧ください。
ドッグラン・ドッグカフェへ行こう!子犬と100%楽しむための準備とマナーとは?

④ベッドやソファの上に犬を乗せない

ベッドやソファなど、飼い主さんが使用するもの(人が使用するために用意されたもの)は、基本的に犬が乗ることはマナー違反だと考えておきましょう。

使用が許可されている場合であっても、必ず敷物を敷いたうえで犬を乗せるのがマナーです。

犬は旅行で宿泊する施設のソファやベッドには登らせるのは、マナー違反

旅行先の客室内で愛犬がリラックスするためのスペースを確保するために、普段使い慣れているクレートや愛犬用のベッドを持参するのがおすすめです。住み慣れた家と違う場所で眠らなければいけないことに不安を感じる愛犬でも、クレートやベッドといったいつもと同じスペースを用意してあげることで、安心してくれるはずです。

※旅行に大活躍のクレートは、移動のためだけのアイテムではありません。クレートが犬にとって安心できる場所になっていますか…?
犬のクレートトレーニングの方法。居心地の良い安心基地を作ろう♪

⑤犬をお風呂場に入れない

お風呂場に限らず、人が使う施設、設備は基本的には犬は使えないと考えておくと良いでしょう。浴槽はもちろん、お風呂場に犬をいれるのはマナー違反と心得て。ペット同伴専用ホテルの中には、犬用の温泉が用意されているところもありますが、汚れた体を洗うために利用するのもマナー違反です。

旅行中の犬の汚れを落とすのにお風呂やシャワーを使いたい場合は、あらかじめ犬の体を洗うためのお風呂やシャワー施設のある施設を探しましょう。

⑥犬だけで留守番させない

旅行中、ホテルに犬だけで留守番させるのはマナー違反

旅行で周辺の観光スポットにお出かけしたいからと、犬だけを客室に置いてお出かけするのは絶対にNGです。見知らぬ場所で留守番をさせられた愛犬は、不安のあまり、粗相をしたり、客室の備品を破壊してしまったりするかもしれません。

せっかく愛犬と旅行に来たのですから、愛犬と一緒に思い切り楽しみましょう。

※旅行先では愛犬と散策を楽しもう!知らないとマズイ…お散歩マナーも要チェックです。
犬との散歩のNGマナー6選!これ、無意識にしてない?白い目で見られているかも…。

⑦退室前の掃除を徹底し、粗相・破損は必ず報告

犬との旅行は、飼い主さんは最後まで責任を持つことが大切。退室する前には、きちんと掃除をしてから退出するのがマナーです
粘着テープなどを利用して抜け毛を取り除いておく、食べこぼしを片づけておくなどのお掃除をしてから退室しましょう。もちろん、愛犬の使用したトイレの片付けも必要です。トイレシーツや排泄物の処理の仕方は、 各施設の案内に従うようにしてください

また、万一、粗相などで汚してしまったり、ホテルの備品を破損してしまったりした場合には、必ず申告するようにしてください。

犬との旅行のマナーとして必要な8つのしつけ

愛犬との旅行のマナーを守るために必要なしつけを確認

犬との旅行はマナーを守って楽しみましょう、…とはいっても、基本的なしつけや社会化が不十分な状態では少々難しいかもしれません。犬との旅行中に周りの人に迷惑をかけないために、また、思わぬ事故などのトラブルを防ぐために、基本的なしつけがマスターできているか確認しましょう。犬との旅行を楽しむにあたってマスターしておきたいしつけは次の8つです。

  • トイレ
  • おすわり
  • ふせ
  • まて
  • 決められた場所(犬用のトイレ)で排泄できる
  • リードをぐいぐい引っ張らずに歩ける
  • むやみに吠えない
  • 知らない人や犬へ飛びかからない

旅行に行くと慣れない場所で過ごすことに緊張して、普段犬ができていることでも失敗してしまうかもしれません。また、楽しい刺激がたくさんある状態では興奮してしまって、飼い主の指示に従えないような場面もあるかもしれません。

「普段出来ているからうちのワンちゃんは大丈夫」などと過信しないで、常に愛犬から目を離さないようにすることも、飼い主の大事なマナーです。

※マテ、おすわりの練習はこちらでご紹介しています。
【子犬のしつけ】いつでも「待て」ができるようになる4STEPとは?
犬のおすわりの教え方。確実にマスターするための4STEP

※旅行では椅子の下でもフセができると便利。その練習方法はこちら。
犬の伏せの教え方。4STEPでしっかりマスター

※愛犬とゆったり歩く練習は、こちらでご紹介しています。
散歩中に犬が引っ張る…やりがちなNG対処法とオススメ対処法

※犬の飛びつきのしつけについては、こちらをご覧ください。
愛犬が飛びつくのをやめさせる方法を5つのパターンで解説!

犬との旅行におすすめのポーチ

ちなみに、旅行中、刺激が多くて気が散りやすいような場面で、きちんと飼い主の指示に従えたときには、特別なご褒美をあげるとよいでしょう。スペシャルご褒美となるような愛犬のお気に入りのおやつを、常にすぐに取り出せる場所に持っておくことをおすすめします。腰にぶらさげられるタイプのご褒美ポーチは大変便利ですよ。

旅行中、犬がストレスをためないように…

普段からしつけやトレーニングをしっかりしている犬が、旅行中に飼い主の言うことを聞かなかったり、犬が飼い主を困らせるような行動をとったりすることも考えられます。

もちろん、飼い主との旅行が楽しくて嬉しくて興奮してしまい、飼い主の言うことが聞けない!という犬もいます。しかし、逆に犬の欲求が満たされていない、何か不安を感じることがある…などといったことが原因となっている可能性も。

特に、犬が吠え続ける、粗相をする、などの行動は、犬の欲求が満たされていなかったり強い不安を感じたりしている状況で起こりやすいもの。旅行中は、犬が安心して楽しく、のびのびと過ごせるように常に気を配ってあげてください。

中でも移動中などは、犬は自由に行動を取れないことが多く、ストレスをためてしまいがち。旅行前に、犬と一緒に思い切り遊べる場所をいくつか確認しておくことをおすすめします。宿泊施設に到着するまでの休憩場所にドッグランがあるかどうか、宿泊先で犬が走り回れる場所があるかどうかは必ずチェックしておきましょう。

犬との旅行では移動中にストレスをためないようにしてあげよう

※愛犬と車で旅行をする方はぜひこちらもご覧ください。
愛犬とのドライブが楽しみになるコツ8選!

※ドッグカフェやドッグランを利用する時の準備とマナーもあわせてチェックしておきましょう!
ドッグラン・ドッグカフェへ行こう!子犬と100%楽しむための準備とマナーとは?

マナーを守って愛犬との楽しい旅を

旅の恥はかき捨て…ではありません。次回もまた来てくださいね!と思ってもらえるように、マナーを守って愛犬と楽しい旅をしてくださいね。

※忘れ物はありませんか…?愛犬との旅行の持ち物リストはこちらです。
愛犬との旅行で必要な持ち物は?

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