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子犬の育て方、犬も家族も幸せ!を実現するための3つのポイントとは?

   2019/03/11

「一緒に暮らそう」と迎えた子犬との暮らし、心から幸せだと思えていますか?子犬は日々を幸せに過ごせていますか?犬と家族が幸せになれるかどうかは、育て方次第。犬と人間は、習性も感覚もコミュニケーションの方法も違う生き物です。それでも犬と一緒に暮らすことに決めた以上は、愛犬が一生を通して幸せに暮らせるように心がけることが飼い主の責任です。ここでは、飼い主と子犬が一緒に幸せになれる子犬の育て方のポイントを紹介します。

幸せな子犬の育て方①「幸せ」と「快適」を意識しよう!

幸せな育て方をされている犬

「アニマルウェルフェア」という言葉を聞いたことはありますか?「アニマルウェルフェア」とは、動物が「幸せ」で「快適」に暮らしていけるようにすることを指す言葉です。「アニマルウェルフェア」を実現する、つまり動物の「幸せ」で「快適」な暮らしを実現するような育て方の基本は、次の「5つ自由」を実現させることだといわれています。

  • 飢えや渇きからの自由(解放):バランスのとれた食事と新鮮な水を与える
  • 不快からの自由(解放):快適な生活環境を整える
  • 苦痛・疾病・怪我からの自由(解放):病気やケガを予防し、必要に応じて診察を受ける
  • 恐れや苦悩からの自由(解放):恐怖やストレスを避ける
  • 生得的行動(生まれつき備わっている行動)を発現する自由:散歩や運動、遊びなどを存分に楽しませる

「なんだ、あたり前のことじゃないか…」と思う方もいるかもしれませんが、よくよくあなたの育て方を振り返ってみてください。

あなたは、子犬がどんな時に不安を感じているのか、正しく理解できていますか?
犬に生まれつき備わっている行動をきちんと理解できていますか?

幸せな育て方をされた子犬

先にも言いましたが、犬は私達とは違う生き物です。
だからこそ、まずは犬のことをきちんと理解しておかなくては、幸せな育て方は実現できません。

「アニマルウェルフェア」はこれから子犬と一緒に暮らすうえで、また愛犬の生涯を通しての大切な指針になります。これを常に意識ながら、あなたの家にやってきた子犬が幸せに暮らしていける育て方を、考えていきましょう。

幸せな子犬の育て方②快適環境を用意しよう!

子犬が幸せな育て方を受けている犬

①で紹介した「『幸せ』で『快適』な暮らしを実現するような育て方の基本」を理解したら、次は、犬にとっての「快適環境」について学んでいきましょう。
もちろん、アニマルウェルフェアの実現、つまり「5つの自由」を意識することをお忘れなく。

子犬を育てることが決まったら、まずは安心で快適な環境を整えてあげる必要があります。
子犬育てに必要なのは、ケージやクレート、クッションベッドなどハウス(犬の寝床)となる場所の準備。それからフードや食器、トイレも必要になってきます。
必要なもの、そして愛犬にあったものをしっかり厳選して準備してあげてください。
子犬の成長にしたがって買い替えることが必要になるものもあります。子犬の体格が大きくなって使いづらそうになっていないかをこまめに確認してあげましょう。

※子犬を育てるにあたって準備したいグッズについては、こちらの記事を参考にしてください。
子犬と暮らしはじめる時に本当に必要なもの7選【初心者さん必見】

子犬が安全に暮らせて、心が満たされる生活環境を用意して

室内には、電気のコード、薬、タバコ、化粧品、観葉植物など、犬にとって危険なものがたくさんあります。誤飲やケガにつながりそうなものは、子犬の届かない場所にしまっておくことも、育て方の基本です。

幸せな子犬の育て方のチェックポイント

その他、首輪やリード、おもちゃなども、子犬が成長していく上で必要になってきます。
おもちゃを選ぶなら、かじりがいがあるものや追いかけられるボールなどがベスト。子犬はまずなんでもかじってみるものです。誤飲の心配のない、安全なおもちゃを選んであげてください。

また、犬は気になるところの匂いをかいでまわりたいもの。
実は、この「匂いをかいでまわる行動」も子犬の育て方の基本「5つの自由」の5つ目、犬に生まれつき備わっている行動の一つです。
こういった、「犬に生まれつき備わっている行動」を大事にする育て方をぜひ実践したいものです。
犬が匂いを嗅いでまわるという行動は、私たちが色々なものを見て楽しむのと同じこと。ぜひ思い切り匂いかぎをさせてあげてください。
ワクチンプログラムが終わっておらず、室内で過ごさなくてはならない子犬にも、たっぷり遊び、思う存分匂いかぎをさせてあげられるような、安心、安全で快適な環境を用意してあげましょう。

匂いかぎをさせてもらい、幸せに育つ犬

幸せな子犬の育て方③犬の本質を理解し、個性を受け入れよう!

子犬と幸せな生活を送るための育て方をするには、飼い主さんは犬という動物をしっかり理解しておく必要があります。

  • 犬はボディーランゲージで気持ちを表現する
  • 本来、犬には人間の言葉は分からない
  • 犬にはそれぞれの好き嫌いがある

これらは、子犬と暮らす飼い主さんはぜひ頭に入れておいてほしいことです。
このことを常に心にとめながら、優しく色々なしつけを進めていくことこそが、犬を幸せにする育て方といえるでしょう。

幸せな育て方を受けてきた犬

犬はボディーランゲージで気持ちを表現する

犬は気持ちを行動(ボディーランゲージ)で表現します。
代表的なもので言うと、しっぽの動き。しっぽを振っていると楽しい証拠、と昔からよく言いますよね。威嚇の際にしっぽを立てて振ることもありますが、確かに犬は好意的な意味でしっぽを振ることが多いもの。
そして、不安だったり、恐怖を感じていたりすると、しっぽを下げたり、脚の間に挟んだります。こういったしっぽの変化やその時の表情、仕草を観察していくと、その子犬の気持ちが読み取れるようになってきます。

幸せな育て方をされて幸せな表情の犬

子犬と暮らしていく中で、子犬のしぐさや表情を観察することはとても大切なこと。決して人間本位にならず、犬の気持ちを読み取ったうえで、ていねいに応えてあげてください。
自分のことを、正しく理解してくれる飼い主さんのことであれば、子犬は心から大好きになり、信頼してくれることでしょう。
子犬のことを理解するように努めることは、子犬の育て方で常に忘れてはいけないことなのです。

本来、犬には人間の言葉は分からない

犬は賢い生き物ですが、人間の言葉を完全に理解できるわけではありません。
「何度言っても伝わらない……」と思ってしまうことがあるかもしれませんが、そんな時は、犬の立場に立って考えてみましょう。

言葉は分からない。だからこそ、人間も犬の気持ちを読み取りながら、サインや行動などを使い、犬にわかり易い方法で、やさしく根気強く伝えていくような育て方をする必要があります。

幸せな育て方のひとつ、やさしいしつけをしている子犬

犬にはそれぞれの好き嫌いがある

犬にも個性があることも、決して忘れてはいけません。
だからこそ、「犬の育て方」を一言で表すことは難しいのです。それぞれの個性を大切に、また、その個性を飼い主さんが受け入れたうえで、その子犬にあった育て方をしてく必要があるのです。

好奇心旺盛な子もいれば、警戒心の強い子もいますし、撫でられるのが好きな子も、苦手な子もいます。まずは子犬の様子を観察し、その子の「好きなこと」「嫌いなこと」をたくさん見つけてあげましょう。

「好きなこと」をたくさん見つけることはもちろん、「嫌いなこと」もきちんと把握することは、子犬の育て方の基本「5つの自由」の4つ目、「恐れや苦悩からの自由(解放)」の実現につながります。
こうした観察や子犬のことを理解しようという心がけが、子犬との信頼関係を構築し、幸せな子犬の育て方の根幹となっていきます。
自分のことをわかってくれる飼い主さんのことを、子犬は信頼し、やがて身も心もゆだねてくれるようになるでしょう。

幸せな育て方をされて健康的な犬

子犬の育て方、まずは飼い主さんのことを好きになってもらうことから

ここまで、子犬の育て方、子犬を育てるうえで大切な心構えについて紹介してきましたが、実は、子犬とご家族が幸せになる育て方で何より重要なのは、「子犬に飼い主を好きになってもらう」ことです。犬がそばにいて、心地よくて安心と感じられるような飼い主、子犬にとっての心のよりどころ、安全基地となるような飼い主を目指してください。犬にとって一番の幸せは信頼できる飼い主と一緒に暮らしていけること。幸せそうな愛犬の姿を見れば飼い主自身も幸せになれるはずです。そのために、ここで紹介した3つのポイントを忘れず、幸せな育て方を実現させましょう。

こいぬすてっぷ」では、犬のことを学び子犬と一緒に成長できるような「子犬の育て方」についてより詳しく紹介しています。幸せな子犬育てをお手伝いするしつけプログラムも紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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