メニュー

子犬のシャンプー、いつからOK?はじめて全身をシャンプーする前にしておくことは?

   2018/09/13

子犬と一緒に外出したり、体臭が気になり始めたり、子犬がトイレでうんちを踏みつけたりすると、子犬のシャンプーをしてあげたくなりますね。でも、子犬のシャンプーって、いつから始められるのでしょうか。また、トリミングサロンに連れていけるのはいつからでしょう。かわいい家族である子犬には、清潔で気持ちよく毎日を過ごしてほしいと考えるのは当然です。今回は、子犬のシャンプーはいつからできるのか、また、子犬のシャンプデビューにむけてしておきたいことをご紹介します。

子犬のシャンプーはいつからOKなの?

犬のシャンプーについて考える犬

子犬にシャンプーがいつからできるのか、気になりますよね。
多くの方がが子犬を自宅に迎える2-3か月齢以降であれば、少しずつシャンプーの練習をはじめていくことが可能です。ただし、まだまだ骨格の小さな子犬ですし、自宅であってもいきなり全身をシャンプーすることはおすすめできません。

スムーズに子犬のシャンプーを進めるためには飼い主さん自身の慣れも必要です。また、そもそもシャンプーを受け入れられるかどうか、シャンプーやシャワーに対する反応は、子犬によって様々です。シャンプーが嫌いな子犬にならないようにするためにも、子犬も飼い主さんも少しずつ練習していく必要があるのです。

子犬のシャンプーはいつからできる?

その答えは、「2-3カ月齢を過ぎ、自宅の生活環境にも慣れて、体の色々な部位を触られることに抵抗がなくなったら」です。ただし、ここで言う「シャンプー」は全身を洗うシャンプーではありませんのでご注意を。

全身シャンプーがダメだからといって、体を洗うこと自体がダメというわけではありませんのでご安心ください。
足だけをシャンプーしたり、お尻だけをシャンプーしたり、と自宅で体の一部だけをシャンプーすることは、生後2~3か月齢くらいの子犬なら可能なのです。

子犬のシャンプーの準備

ここで気を付けたいのが、体を触られることや抱っこが苦手な子犬の場合。
汚れがちな足先やお尻回りは、触られるのが苦手な子犬も多い部位です。子犬がこういった場所を触られることを嫌がる場合には、2-3カ月齢を過ぎていたとしても、無理やりシャンプーすることはおすすめできません。
子犬にトラウマを与えないためにも、ぜひ体の色々な部分を触る練習をしっかり重ねたあとで、シャンプーへとステップアップしてください。
それまでは、子犬を褒めながら、そしてお気に入りのおもちゃやおやつなどで気をそらしながら、濡らしたタオルなどできれいに拭いてあげるようにして、少しずつ慣らしていきましょう。

部分シャンプーができると、子犬が下痢をしてしまった時や、外出して足だけが汚れた時なども、自宅ですぐにきれいにすることができてとても助かります。子犬の部分シャンプーはぜひマスターしておきましょう。

ちなみに、この時期に自宅で少しずつ子犬の体をシャンプーしておくことは、全身シャンプーを行う前のとてもよい練習にもなります。もう少し成長した子犬や成犬であっても、全身シャンプーに抵抗がある場合は、自宅での部分シャンプーから練習することをお勧めします。

子犬の全身をシャンプーができるのはいつから?

部分的なシャンプーではなくて、子犬の体全部を洗えるのがいつからか?知りたいですよね。

ひとつの目安として、子犬のワクチンプログラムが完了する生後4か月くらい、自宅での部分シャンプーをマスターしたら、子犬の全身シャンプーにチャレンジしてみてもよいでしょう。
このころになれば、子犬の骨格はずいぶんしっかりしてきているはずですが、びっくりした子犬が思わぬ動きをすることも。また、シャンプーの泡で滑りやすくもなっています。くれぐれも事故には十分気を付けてください。

子犬のうちから段階的に上手に慣らしていくことで、シャンプー大好きな子犬になるかもしれませんよ。

初めてシャンプーされている子犬

トリミングサロンでのシャンプーはいつからOK?

トリミングサロンでのシャンプーは、必ず3度のワクチンが済んでからにしてください。
ワクチンを接種しても、きちんと効果が得られるまでには数日がかかります。そのため、トリミングサロンでのシャンプーが可能となるのは3度目のワクチンを接種して1週間以上が経過した頃です。
トリミングサロンでのシャンプーには、ワクチンプログラムが完了したことを示す証明書が必要になりますので、お忘れなく。

自宅での全身シャンプーに不安がある場合、最初のシャンプーはトリミングサロンでプロのトリマーにお願いするのもひとつの方法です。自宅でシャンプーをする際のアドバイスを受けることもできますよ。

はじめて全身をシャンプーする前にしておきたいこと

シャンプーが好きな子犬

子犬のシャンプーがいつからできるかわかったら、ぜひシャンプーデビューの日に向けた準備に取り掛かりましょう。何も難しい準備をするわけではありません。子犬が体の色々な場所を触られることや、シャンプー、シャワー、ドライヤーなどに対する警戒心や恐怖心を持たないように、普段の生活の中で少しずつ経験をさせておきましょう。

①普段からシャワーやドライヤーに慣れておこう!

子犬にシャンプーをする前に、水やドライヤーなどに慣れておくことは大切です。
水を流している音を聞かせたり、ドライヤーの音を聞かせたり、遠目からドライヤーの風をあててみたりなどの経験をさせておきましょう。もちろん、やけどや熱中症をおこさせてはいけませんので、温風を子犬の体に直接あてることはしないでください。

子犬の様子を観察しながら、優しく子犬の名前を呼び掛けたり、撫でてあげたり、少量のおやつを与えたりしながら、水やドライヤーは怖くないものだと教えてあげましょう。子犬が嫌がっているようならば無理はせず、別の日にチャレンジしてください。

子犬のシャンプーのためのシャワー

②体を触られることが大好きになっておこう!

シャンプーを始める前に、体のいろいろな部分に触れられることが大好きになっておくことも大切です。優しく褒めてあげながら少しずつ、顔周りや足先まで触れるように練習してください。
子犬の体を触る練習については、こいぬすてっぷ3か月編でご紹介しています。

③子犬の足だけ、お尻だけなどの部分シャンプーをしてみよう

子犬のシャンプーをするときに気を付けなくてはならないことは、「子犬にトラウマを与えないように配慮する」ことです。

子犬にとっては、シャンプーはもちろん、水しぶきも水圧も初めてのこと。一度怖い経験をしてしまうと、これを払しょくするのは大変です。焦らず、じっくりと慣れさせるように気を配りましょう。

当然ですが、子犬の顔から洗うようなことはNG。
顔から遠い部位から、少しずつシャンプーに慣れさせていきます。優しくマッサージをするように洗ってあげ、飼い主が手ですくったぬるま湯をかけて、足元だけ濡らしたり、お尻だけ洗ったりしてあげてください。最初は大きな音がしたり、水の勢いが強いシャワーではなく、洗面器にためたぬるま湯をすくって使うようのがおすすめです。きれいになったら、タオルで拭いてドライヤーで乾かしてあげましょう。ブラシやコームをかけてあげてもいいですね。
よくばって一度に色々洗おうとせず、できるところから徐々にシャンプーをすすめていくことがポイントです。

シャンプーが上手にできたら、ぜひ子犬を存分に誉めてあげてくださいね。また、部分シャンプーであってもシャンプーは体力を消耗します。シャンプーが終わったら子犬をゆっくりと休ませてあげるようにしてください。

初めてのシャンプーがおわった子犬

※子犬の初めてのシャンプーについてはこちらの記事でもご紹介しています。
愛犬のはじめてのシャンプー、大事な3つのポイントと上手な進め方

シャンプー上手になって、気持ちいい毎日を♪

子犬のシャンプーがいつからできるか…。それは「子犬の体格がしっかりして、シャンプーを怖がらずに受け入れる準備ができたら」です。ぜひ、シャンプーを始める前に、日常生活の中でシャワーやドライヤーなどに慣れさせておきましょう。いよいよシャンプー!という時に、子犬が嫌な思い、辛い思いをしてトラウマを与えないようにしてあげてくださいね。そのためにも、全身シャンプーには、体調の良い日を選んであげてください。優しく声をかけ、ご褒美をあげながら、子犬に「シャンプーは楽しい!」と理解してもらうことが大切ですよ。

こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。

関連記事