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子犬のトイレトレーニング、完璧習得までの5ステップ

   2018/09/05

可愛い子犬を家族に迎え、初めに取り組むしつけのひとつ、「トイレトレーニング」。トイレの問題は日々の快適な暮らしに直結していることでもあり、うまくいくかな、と不安を感じる人もいるかもしれません。でも実は、5つの基本ステップを順にクリアしていけば、子犬はトイレをきちんとマスターすることができます。焦らず、苛立たず、不安を感じることなくトイレトレーニングに取り組みましょう。

きちんとトイレトレーニングができている犬

そもそも、トイレトレーニングはなぜ必要?

人とは異なる習性をもった犬が人間社会で生きていくため、子犬に人間社会でのルールを教えてあげなくてはなりません。そのひとつが「トイレトレーニング」です。犬がトイレでの排泄を身に着けておくことで、人と犬とはより暮らしやすくなるのです。

具体的には、トイレトレーニングをきちんとしておくことで

  • 排泄後の処理がしやすく、快適に生活ができる
  • 愛犬と一緒におでかけがしやすくなる
  • 天候の悪い日、病気の時など、散歩が難しい状況でも排泄できる

といった良い点があります。また、当然、他人の家の壁や生垣、マンションの敷地内などをトイレにすることはマナー違反。きちんとトイレトレーニングをして、自宅の決められた場所で排泄するようにしましょう。とはいえ、犬の習性として、外で排泄してしまうこともあるでしょう。そんな時は、きれいに処理をすることが飼い主の責任であることもお忘れなく。

トイレトレーニングSTEP1 トイレを設置する

トイレトレーニングでサークルに入った子犬

トイレトレーニングの第一歩、トイレの設置です。トイレは基本的にサークル内に設置してください。ペットシーツやペットシーツを敷いたトレーを用意し、食事をする場所や寝床とは離れた場所に設置します。

子犬は基本的に寝床では排泄したがりません。そのため、サークルは寝床とトイレを作って十分なスペースが確保できる大きさのものにしてくださいね。

トイレトレーニングSTEP2 トイレのタイミングを知る

次に、子犬のトイレのタイミングを飼い主さんが理解する必要があります。
子犬の行動をよく観察してみましょう。1週間程度、「食事」「飲水」「排泄」「遊び」「睡眠」などのリズムを記録するとよいでしょう。そのときに、子犬が排泄する直前の行動も記録してみてください。すると、「よくトイレをするタイミング」、「排泄する前に子犬がよくする行動」がわかってくるはずです。

子犬のトイレトレーニングのためのメモ

このSTEP2、トイレトレーニングでとても重要なポイントです。子犬のトイレのタイミングやクセを飼い主がきちんと把握したうえでトイレに誘導してあげることで、自然とトイレの成功体験を重ねることができ、トイレトレーニングがスムーズに進みます。

トイレトレーニングSTEP3 タイミングよく連れていく

排泄のタイミングがつかめてきたら、タイミングを見計らって子犬をトイレに連れていってあげてください。はじめは抱っこで連れていってあげればOKです。

「トイレトレーニングを早く成功させたい!」と思うあまり、何度も何度も子犬をトイレに連れていくのはNGです。
排泄する気のない子犬を度々トイレに連れていくと、「抱っこしたらサークルに入れられる!」「遊びを中断させられる!」と学習し、抱っこを嫌がるようになることがあります。

むやみに子犬をトイレに連れていくのではなく、子犬のトイレのタイミングを正確に把握してトイレに連れて行ってあげることが、トイレトレーニングではとても大切です。
「子犬のことをわかったうえで」トイレに連れて行ってあげることで、子犬も飼い主のことを「信頼できる、頼れる」と感じてくれるはずですよ。

トイレトレーニングでサークルに入ってトイレをする子犬

もし、トイレに連れて行った子犬がしばらくたっても排泄しない場合は、少し時間をおいてからもう一度連れて行ってあげてください。もちろん、その間も、子犬がソワソワする、匂いをしつこくかぐ、といった、「トイレに行きたいサイン」を見逃さないようにしてくださいね。

子犬が家に来たばかりでトイレのタイミングがわからない時は…?

子犬が排泄しようとするタイミングとしてよくあるのは、次の3パターン。トイレトレーニングをはじめたばかりで、トイレのタイミングを把握できていないうちは、このタイミングを参考に子犬をトイレに連れて行ってあげてください。

  • 寝起き
  • 食事や水を飲んだ後
  • 軽い運動やテンションが上がった直後

毎回、目覚めのあとにサークルから出す時には、寝起きのトイレが済んでいるかを確認し、まだならトイレに連れて行ってあげましょう。食事や飲水の直後も同じです。食事はサークルの中で与え、水飲み用の器もサークル内に設置し、トイレを済ませてからサークルから出すとよいでしょう。一緒に遊んで少し体を動かして、少し興奮したかなという時にも、こまめにトイレに連れて行ってあげましょう。

トイレトレーニングSTEP4 成功はわかりやすく褒める!

子犬がトイレに成功したら、その瞬間に大いに褒めてあげましょう。サークルの中でご褒美のおやつをあげてもOKですし、サークルから出して思い切り遊んであげるのもよいですね。
愛犬を心から褒めることも、トイレトレーニングを成功させるのに大事なことです。

トイレの失敗は子犬のせいではない!

トイレトレーニング中にトイレを失敗した犬

子犬がトイレ以外の場所で排泄してしまっても、決して叱ってはいけません。トイレをマスターしていない子犬にとっては、ただ自然な行動をしただけのこと。
トイレの失敗は子犬のせいではありません。トイレに連れていくタイミングを誤ってしまったものと考えましょう。

子犬がトイレを失敗したときは、叱ったり大きな声を出したりせず、何もなかったように掃除をしてください。

※トイレの失敗については、こちらの記事もご参照ください。
トイレ失敗=自然なこと?!子犬がトイレに失敗する3つの理由とは?

トイレトレーニングSTEP5 自分でトイレに入る

トイレで排泄できるようになってきたら、トイレトレーニングはあともう少し!今度は自分の足でトイレに入れるようになるためのトレーニングです。

トイレのタイミングで子犬を抱っこしたら、トイレの上ではなく、すぐ手前で下ろしてあげてください。あとは自分でトイレに向かわせてあげましょう。
見事成功したらまた、たっぷりと褒めてあげてくださいね。こうして、少しずつ子犬を下ろす距離をトイレからはなしていくことで、子犬はトイレを自分でトイレに向かえるようになってきます。

トイレトレーニングに成功し、自分でトイレに入れる子犬

トイレトレーニングは「失敗させない!」が合言葉

子犬のしつけでお悩みの多いトイレトレーニングも、5つのステップを丁寧に実行すれば、きっとうまくいくはずです。もちろんトイレトレーニングに失敗はつきもの。でも「失敗」をいかに減らすかは、飼い主にかかっています。子犬の様子をよく観察し、子犬のことをわかってあげることが、トイレの失敗を減らすことにつながります。子犬の様子をじっと見て、何度もトイレに連れていくなんて、気が休まらないし大変だと感じるかもしれません。しかし、トイレの頻度は成長と共に減っていきます。トイレトレーニングはこれから子犬との暮らしを楽しむための飼い主さんのトレーニングでもあります。焦らず丁寧にトレーニングをすすめましょう。

こいぬすてっぷでは、トイレトレーニングをはじめとした、子犬との暮らしに必要なトレーニングを多数ご紹介しています。子犬と仲良くなりながら、無理なく進められるトレーニングに興味のある方はぜひお問合せください。

こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。

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