メニュー

子犬の「おすわり」3つの疑問。なぜ大切?いつからはじめる?いつまでにマスターすればいい?

 

愛犬はどんな時でも「おすわり」ができますか?子犬がいつでもどこでも「おすわり」ができるようになっておくことは、子犬との暮らしでとても大切なことです。今回は、子犬が「おすわり」を覚えることが大切である理由と、いつから「おすわり」のトレーニングをはじめるのが良いか、また、「おすわり」をマスターしておきたい目安の時期についてご紹介します。これから子犬への様々なトレーニングにチャレンジしたいと考えている方、必見ですよ。

いつからおすわりを教えるか悩む飼い主の子犬

子犬に「おすわり」を教えておくことが大切なのはなぜ?

「おすわり」は子犬を落ち着かせる言葉になるから

「おすわり」は、子犬に落ち着いてもらいたいときによく使うフレーズのひとつです。待ちに待った食事の前で子犬が興奮している時や、散歩や遊びがうれしくて大興奮している時など、「ちょっと落ち着いて!」というシチュエーションはよくあります。そんな時、子犬が「おすわり」の合図で確実にお尻を床につけて静止できるようになっておけば、上手にクールダウンすることができるようになりますよ。
子犬におすわりをさせているところ

「おすわり」は子犬とのコミュニケーションの基礎だから

「おすわり」は、子犬の注意を飼い主さんに向けさせるためのコミュニケーションの基礎となる言葉です。散歩中に他の犬が気になってしまっている時、飼い主さんが帰宅して嬉しくて興奮してしまっている時など、「おすわり」の合図で一度飼い主さんに注目することができれば、そのあとの子犬と飼い主さんの意思疎通はずいぶんとスムーズになりますよ。

「おすわり」は、子犬に次のしつけをする時のベースとなるから

ご存知のとおり、「おすわり」は、あとに続く色々なしつけのベースとなります。「おて」や「ふせ」、「待て」などは、子犬が「おすわり」をしっかりとできるようになってはじめて練習できるのです。子犬は一度にたくさんのことを覚えることはできません。まずは「おすわり」から、ひとつずつゆっくり、確実にトレーニングを進めていきましょう。

おすわりをマスターしてお手をする子犬

※「おすわり」を子犬がマスターしたあとに教えてあげたい、「お手」「伏せ」「待て」の教え方はこちらの記事でご紹介しています。
犬の「お手」の教え方。うまくいかない時にはココを見直そう。
【犬の伏せの教え方】いつでも成功する「基本」からドッグカフェで使える「応用」まで
【子犬のしつけ】いつでも「待て」ができるようになる4STEPとは?

子犬との「おすわり」の練習、いつからはじめる?

「おすわり」の練習は生後3か月くらいからスタートしてOK

「おすわり」は、他の様々なしつけの基本となるものですので、しつけの中でも最初の方に進めるもののうちに入ります。とはいえ、子犬がおうちに来たその日からストイックに「おすわり」を教える必要はありません
家族に迎えた子犬がまだ自宅に来たばかりならば、まずは子犬に自宅の環境に慣れてもらい、子犬のために一生懸命考えた名前を教えてあげたり、トイレでの排泄を教えてあげたり、といった練習からスタートです。
「おすわり」はおうちでの暮らしに慣れたころから、遊びやコミュニケーションの一部といった感覚ではじめるとよいでしょう。

おすわりをしている子犬

まだワクチンプログラムが完了しておらず、屋外で駆け回ることのできない時期に、自宅でのアクティビティのひとつとして「おすわり」を練習するのがおすすめです。飼い主さんも一緒に楽しみながら「おすわり」の練習をすることで、子犬とのコミュニケーションがどんどんとれるようになっていくのを実感するはずですよ。

子犬にも個性があり、自宅での暮らしに慣れるまでにかかる時間もまちまちですし、トレーニングを始めても、覚える早さは犬によって様々です。焦る必要はありませんので、子犬のペースでゆっくりと「おすわり」の練習を始められるとよいですね。

※実際の「おすわり」の教え方についてはこちらの記事でご紹介しています。
【犬のおすわりの教え方】完全マスターには「しあげのステップ」が超重要!

※子犬のしつけの順番についてはこちらの記事でご紹介しています。
子犬のしつけの順番は?最初は「トイレ」と意外なコレ!

子犬の「おすわり」、いつまでに習得すればいい?

子犬の散歩デビューの頃には「おすわり」をマスターしておきたい

焦らずゆっくりと練習を進めていけばいい、とお話ししましたが、できれば「おすわり」をマスターしておきたい目安の時期があります。それは子犬のお散歩デビュー。

散歩でおすわりをしている子犬

「おすわり」で、子犬の興奮を抑え、子犬が飼い主の指示でお尻を地面につけることができれば、散歩中におこりうる突発的な事故などを回避するのに役立ちます。ですから、少なくとも「おすわり」は、子犬のお散歩デビューの前にはマスターしておきたいところなのです。また、散歩中の信号待ちの時や飼い主さんがお友達に出会って話をしているような時にも、きちんと「おすわり」ができるようになっておけば、急な飛び出しによる事故を防ぐことにつながるでしょう。
子犬が「おすわり」をきちんとマスターできたら、「ふせ」や「待て」へとステップアップ。ここまでできていると、より安心して散歩を楽しむことができますね。

※子犬のお散歩デビューの具体的な時期についてはこちらの記事でご紹介しています。
「子犬の散歩はワクチンが済んでから」とは言うけど…実際、いつからOKなの?

子犬との「おすわり」の練習は楽しみながら進めよう

「おすわり」に限らず、どんなしつけもそうですが、練習やトレーニングが飼い主さんや子犬にとって辛いものやストレスの元にならないように進めていきたいものです。「賢い犬に育ってほしい!」と意気込む気持ちや、「早く覚えてほしい」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、しつけには時間がかかるもの。ぜひ気長に楽しみながら、子犬との「おすわり」の練習を進めていってくださいね。

こいぬすてっぷでは、愛犬との暮らしに必要なしつけやトレーニングを、子犬に優しく、わかりやすい方法で月齢ごとにお伝えしています。時には大変なこともある子犬のしつけ、こいぬすてっぷと一緒に楽しみながら進めてみませんか?ご興味のある方はぜひお問合せください。

東京大学農学部 獣医学専修を卒業後、大阪の高度獣医二次診療病院に勤務の後、渡米しミシガン州立大学、カリフォルニア大学 ディビス校にて、整形外科・再生医療の研究などに携わる。帰国後は、アメリカでの経験を活かし、川村動物病院の院長として、より良い地域医療の普及に邁進中。

関連記事