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子犬のしつけを成功させよう!絶対におさえたい2つのポイントとは?

   2018/10/31

小犬との暮らしは楽しいことがたくさん。でもその一方で、うまくしつけができるかな…、と心配になることもあるでしょう。また、子犬のしつけを頑張っているけれど行き詰まっている…という方もいるかもしれません。しつけは、犬と人とが快適に、そして幸せに暮らすために欠かせないこと。でも、そのしつけが子犬と飼い主にとって辛く嫌なものであったり、ストレスの元になってしまったりしては本末転倒です。ここでは、愛犬に教えてあげたい全てのしつけに共通の、おさえておきたいポイントを2つご紹介します。これからしつけにチャレンジする方も、しつけに行き詰まっている方も必見です。

子犬のしつけのポイント1 愛犬の気持ち、読めますか?

犬は言葉を話せません。でも、犬は行動(ボディーランゲージ)で気持ちを表現します。言葉を話せない犬との信頼関係を構築するために、たとえしつけのためであろうと犬の気持ちや感情を無視することはあってはなりません。

決して人間本位にはならず、犬のボディランゲージを理解することで犬の気持ちを読み取り、犬の気持ちをくみとった行動をすることが、しつけはもちろん、しつけを行うために必要な「犬との信頼関係」の構築には大切なのです。

子犬のしつけをするときに気持ちを呼んでいるところ

普段子犬と接するとき、子犬の表情やしぐさをよく観察してみてください。
はじめのうちは、なかなか難しくても、子犬の気持ちを理解したい、という気持ちで子犬の様子をしっかり観察しているとその時々で表情が微妙に変化したり、行動が変化したりすることにだんだんと気が付くはずです。自分の気持ちを理解しようとし、行動してくれる飼い主さんを見て、子犬はますます安心できる、頼れる、と感じてくれることでしょう。

子犬の気持ちを汲み取った行動を飼い主がとることで、子犬との信頼関係の構築はよりスムーズになるでしょう。
特に、子犬が怖がっている、苦手に感じているサインには敏感になるようにしてください。そうすることで、しつけを行うにしても、人間本位ではない、子犬のペースにあわせたしつけ、犬にとっても飼い主にとってもストレスにならないしつけを進めていくことが可能になるのです。

子犬のしつけのポイント2 好き嫌い、知ってますか?

犬にも個性があります。「撫でられること」が大好きな犬もいれば、苦手な犬もいるのです。あなたの子犬は、体を撫でられるのが本当に大好きですか?犬だから〇〇が好きに違いない…といった思い込みは捨て、まずは子犬の好き嫌いをしっかりと理解してあげましょう。

子犬のしつけに活用できる、子犬が好きなことをしている犬

子犬の好き嫌いは、ボディーランゲージから判断できます。愛犬の好きなもの、嫌いなものをどれくらい理解しているか、考えてみてください。好きなもの、嫌いなものはたくさん挙げられれば挙げられるほど、子犬との信頼関係構築も、そしてしつけもスムーズに進められるはずですよ。

子犬の好きな物は、しつけにどんどん活用できる!

子犬が好きな物や好きなことをたくさん言えますか?
「おやつ」でもいいですし、「飼い主さんとひっぱりっこ遊びをする時間」でもいいでしょう。また、「頭を優しく撫でられること」が好きな子犬もいます。

「子犬が好きなこと」を具体的に、そしてたくさん知っていることは、しつけにとても役立ちます。
それは、「子犬が好きなこと」はしつけのご褒美に使えるから。おやつや食べ物を与えることだけがご褒美ではありません。子犬が適切な行動をとったときには、さまざまな種類のご褒美をあげるようにしましょう。
状況によっては優しく名前を呼びながら頭を撫でることが子犬にとってのご褒美になったり、思いっきり遊んであげることがご褒美になったりするのです。
そうすることで、しつけでよくある悩み、「おやつがないと指示に従わない」といった状況にもならなくてすむはずですよ。

大好きなことをしながらしつけをしている子犬

また、「子犬の好きなこと」をたくさん知っておくことは、しつけの他にも役立ちます。
犬が何か嫌な気持ち、怖い思いをしたときの、気分転換になるのです。
「子犬の好きなこと、子犬の好きなもの」のバリエーションはたくさんあればあるほどよいでしょう。ぜひ、子犬の好きなことをたくさん見つけてあげましょう。

「子犬が嫌いなこと」をしつけで行うのは信頼関係ができてから

一方、「子犬が嫌いなこと」を早い時期から正確に把握することも非常に大切です。
それは、家族に迎えた子犬との信頼関係をスムーズに構築していくため、はじめのうちはできるだけ子犬が苦手なことをしないようにしてあげたいから。

飼い主がかわいがっているつもりで頭を撫でても、撫でられるのが苦手な子犬にとっては心地いいとは感じられないでしょう。まだ子犬と飼い主さんの間に信頼関係が不十分なうちに、飼い主から苦手なことをたくさんされてしまうと、子犬はその飼い主さんと一緒にいたいとは感じられなくなってしまいますし、場合によっては飼い主さんが何かをしようとするたびに犬が怖がったり警戒したりするようになるかもしれません。
子犬を迎えてすぐの時期に必要なことは、とにかく子犬に飼い主さんのことが好きになってもらうこと。信頼関係ができていない段階で子犬が苦手なことをするのはNGなのです。

まだ苦手なしつけはされていない子犬

もちろん、「体を触る練習」のように、「しつけとして慣らせなくてはいけないこと」があるのは事実。子犬が苦手なことであっても、しつけとして慣れさせなくていけない、といった場合には、子犬とのしっかりとした信頼関係ができてから、徐々に慣れさせていくようにしてください。

愛犬のことをよく知って、子犬育てもしつけも楽しもう!

どんなしつけも、スムーズにできる子もいれば時間がかかる子もいます。でも、どんな子犬であっても、飼い主が子犬にとって心から安心できて頼れる存在にならないことには、いくら飼い主が必死にしつけをしようとしてもうまくいきません。これは、自分のことをわかってくれない飼い主さんに褒められても子犬は嬉しい気持ちにはなれないのですから、当然のことと言えるでしょう。ぜひ、子犬が発するサインに敏感になり、子犬のことをしっかりと理解して、子犬の個性を受け入れながら、子犬との暮らしを楽しんでください。そうすることで、子犬のしつけも進めやすくなっていくでしょう。

こいぬすてっぷでは、「子犬の気持ちを大事にしながら、子犬の成長にあわせて進めるしつけ」を月齢ごとにご紹介しています。時には大変なこともあるしつけを「 こいぬすてっぷ」と一緒に楽しみながら進めてみませんか?ご興味のある方はぜひお問合せください。

東京大学農学部 獣医学専修を卒業後、大阪の高度獣医二次診療病院に勤務の後、渡米しミシガン州立大学、カリフォルニア大学 ディビス校にて、整形外科・再生医療の研究などに携わる。帰国後は、アメリカでの経験を活かし、川村動物病院の院長として、より良い地域医療の普及に邁進中。

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