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犬が喜ぶおもちゃの遊び方!遊び上手な飼い主はココが違う!

   2018/05/23

犬とのおもちゃを使った遊び方といえば、ロープの引っぱりっこやボール遊びが代表的です。飼い主さんとのおもちゃ遊びは、犬にとって楽しい時間…のはずですが、いまいち愛犬が楽しめずに一人遊びを始めることはありませんか?
今回は初心者さんにも、悩んでいる飼い主さんにも役立つ、おもちゃを使った遊び方の「犬が喜ぶ」コツを、NG例も含めてお伝えします。

おもちゃ遊びで犬のストレスを解消しよう

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犬はおもちゃで遊ぶのが大好きですが、その理由をご存知ですか?それは、おもちゃで狩りの擬似体験ができるからです。

犬が遊ぶおもちゃには、ロープやボール、音が鳴るぬいぐるみ、噛むおもちゃ、コング、自動で動くものなど様々な種類があり、おもちゃの人気ランキングなどもよく見かけます。形は違えども、どのおもちゃも犬にとっては「狩りの獲物」のように見立てて遊べるという点で共通しており、魅力的に映ります。

本来狩りを行っていた犬は、「見つける」「追いかける」「捕まえる」「噛む」という行為が大好き。おもちゃを隠したり、転がしたり、引っ張ったりする中で、狩猟本能からくる欲求を存分に満たしてあげられるのが、おもちゃ遊びの最大の魅力なのです。
さらに、おもちゃを追いかけるなど、遊びの中で運動不足を解消することもできるため、犬にとっておもちゃを使った遊びは非常にストレスを発散することができます。

また、飼い主さんが犬と一緒におもちゃを使った遊びを楽しむことは、愛犬にとってとてもうれしいこと。狩猟本能をかき立てる楽しい遊びを提供してくれる飼い主さんのことを、犬は大好きになり、信頼関係を深めることもできるのです。

おもちゃを使った「犬が喜ぶ」遊び方

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犬のおもちゃを使った代表的な遊び方を4つご紹介します。飼い主さんは片手間に遊ばず、愛犬のためだけの時間を作り、一緒に遊びを楽しみましょう。

犬とのおもちゃ遊びは、生後2ヶ月ごろから始めます(こいぬすてっぷ2ヶ月編でも詳しくご紹介しています。)。もし、おもちゃに興味を示さない場合は、チーズなど好きな物をおもちゃに塗り込んで工夫してみてくださいね。
また、犬は飽きっぽいので、いろいろなおもちゃのご用意を。ただし、古いスリッパなど本来かじってはいけないものをおもちゃにするのはNGです。

犬のおもちゃの遊び方1:追いかけっこ

犬のおもちゃを狩りの獲物に見立てて、飼い主さんが生きているように動かし、追いかけさせる。
おもちゃのサイズが小さい場合は、犬に手を噛まれたり、犬がおもちゃより人の手に興味を抱くこともあるので、おもちゃにはひもや棒をつけて動かすこと。
もちろん、犬が飲み込んでしまわないサイズのおもちゃであることも確認を!

<犬が喜ぶコツ>
犬が捕まえられそうで捕まえられないように動かしたり、小刻みに、ランダムな動きしたりして狩猟本能を刺激しましょう。

<NG例>
おもちゃを犬にポンッと与えるだけでは、犬は楽しめません。また、簡単に犬が取れる動きでは楽しさも半減に。おもちゃを高い位置に上げる動きは、飛びつくクセがつくので避けましょう。

犬のおもちゃの遊び方2:モッテコイ

ボールやおもちゃを投げて犬に追いかけさせ、飼い主さんの元へ持ってこさせる。
「チョウダイ」をして犬におもちゃを放させ、犬が落ち着いたら再び投げる。
最初のうちは、おもちゃを持ち逃げされないように、リードをつけて遊ぶのがおすすめ。(「チョウダイ」の教え方はこいぬすてっぷ7ヶ月編で解説しています。)

<犬が喜ぶコツ>
投げる前に、おもちゃを目の前で動かすなど、愛犬の興味を高めておいてから遊びを始めると楽しさがUP!最初のうちは飼い主さんも一緒に投げたおもちゃを取りに行き、一緒に遊んでいる楽しさも愛犬が味わえるようにしましょう。

<NG例>
「チョウダイ」で無理におもちゃを取り上げたり、「チョウダイ」で犬がおもちゃを放すとすぐ遊びを終わりにしたりすると犬はつまらなくなります。「チョウダイ」で犬がおもちゃを放したら、たくさん褒め、繰り返し遊ぶように。

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犬のおもちゃの遊び方3:引っ張りっこ

ロープやおもちゃを犬の目の前で動かして、犬がくわえたら飼い主さんが前後や左右に動かして引っ張り合う。
犬が興奮してきたら、おもちゃの動きを止めて(獲物をしとめた状態)、「チョウダイ」でおもちゃを放させて遊びをやめる。落ち着いたら遊びを再開してもOK。

<犬が喜ぶコツ>
引っ張りながら大きく左右に振ったり、小刻みに振ったりするなど、引っ張り方に変化をつけると狩猟本能を刺激して犬がより楽しめます!

<NG例>
いつも飼い主さんが引っ張りっこに勝ってばかりでは、犬もつまらなくなり興味が薄れます。飼い主さん6:愛犬4くらいの割合で犬にも勝たせることが大事。
また、おもちゃを強い力で急にぐいっと引っ張ったり左右に振ったりすると事故のもとに。ついついお互いヒートアップしてしまいがちですが、愛犬がおもちゃをくわえたら、しっかりくわえて離さない状態であることを確認しつつ、ゆっくり引っ張るようにしてください。

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犬のおもちゃの遊び方4:宝さがし

フードを詰めたり、好きなにおいをつけたりしたおもちゃを犬に見せ、においを嗅がせてから目の前で隠し、「サガシテ」などのかけ声で見つけさせる。
慣れてきたら、おもちゃを隠すところを犬が見えないようにし、嗅覚だけで探させる。

<犬が喜ぶコツ>
犬がおもちゃを見つけた時は、中のフードを食べさせてあげましょう。嗅覚を使うことは犬が大好きな行為の一つで、「探す」「考える」ことで頭を刺激する遊びとして楽しめます。

<NG例>
犬が探すのに時間がかかっても、飼い主さんが場所を教えることはしないように。犬がおもちゃを探し当てるまで待ちましょう。また、ご褒美のフードは必ず食べさせてあげましょう。

犬とのおもちゃ遊びはルールを決めよう

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犬とおもちゃで遊び、犬も飼い主さんもお互いに楽しむためには、ルールを決めておくことが大切です。
まず、遊びの始まりと終わりは飼い主さんが決めるというルールを守りましょう。
犬の要求に応えて遊んでいると、犬に要求のクセがついて生活が振り回されてしまいます。必ず、飼い主さんの都合で遊びをスタートし、飼い主さんの判断で「オシマイ」を決めましょう。
「オシマイ」は、愛犬の動きが鈍くなり、飽きてしまう前にするように。「まだ遊びたいな」の気持ちを残してやめると、次の遊びを待ちわびるようになります。「オシマイ」の教え方については、こいぬすてっぷ7ヶ月編でも紹介しています。

次に、おもちゃの管理は飼い主さんがするというルールを決めましょう。
おもちゃを出しっぱなしにしていると、犬が噛み砕いて部品を飲み込む可能性があり、とても危険です。また、おもちゃへの執着心が高まり、飼い主さんへ威嚇して吠えるようになることも。必ず、おもちゃは犬が届かないところで飼い主さんが管理しましょう。
遊びの時間に取り出されるからこそ犬にとって魅力的に映り、遊びたい気持ちも高まります。

最後に、飼い主さんが遊ぶスペースやおもちゃの安全確認を行うことも大切です。
危険なものが落ちていないか、引っ張りっこする場所はフローリングではなく絨毯などの上か、など遊ぶ場所が犬にとって安全かどうか毎回確認しましょう。マンションではご近所への騒音にも配慮が必要です。
また、使うおもちゃが壊れていないかどうか、手作りのおもちゃはもちろん、丈夫そうなおもちゃも含めて全て一度確認し、思わぬ事故を防ぎましょう。

おもちゃを使った遊びは、犬の狩猟本能を刺激し、ストレス発散に最適です。ぜひ、犬の本能的な欲求はもちろん、愛犬の気持ちまでも理解して、一緒におもちゃ遊びを楽しみましょう。
遊び上手な飼い主さんになり、愛犬との信頼関係を日々深めてくださいね。

こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。

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