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愛犬との旅行を楽しむための基礎知識!持ち物やホテルでの注意は?

   2018/12/28

年末年始などの長期休暇のときには、犬を連れて遊びに行きたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?初めての犬との旅行は、緊張して疲れることもありますが、とびきりの思い出になることは間違いありません。飼い主さんにとっても犬にとっても楽しい旅行にするためには、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?「犬を連れて旅行に行くときに必要なものは何?」「宿泊先のホテルではどのようなことに気を付けたら良いの?」など、愛犬と旅行に行くときの基礎知識をご紹介します。さぁ、次のお休みには犬と一緒に旅行に出かけましょう!

旅行を楽しむ犬

犬と旅行を楽しむときのおすすめの携帯品

犬と一緒に旅行に出かけるときには、犬用グッズをいくつか携帯する必要があります。
最近では、ホームセンターや大型スーパーなどでもペットグッズを取り扱うことが多くなり、いざという時にそういった場所を探して購入する方法もありますが、使い慣れたものを購入できないケースも少なくありません。
旅行中に困らないために、おすすめの持ち物をリストアップしてみました。犬連れの旅行の際にはぜひ参考にしてみてください。

  • 迷子札(マイクロチップを挿入している場合には登録データの控え)
  • リード&首輪
  • ハウス(クレート)
  • トイレ(ペットシーツなど)、トイレのお世話グッズ(新聞紙、ティッシュ、ウェットティッシュなど)
  • ビニール袋(うんち袋)
  • 消臭スプレー
  • 犬が好きなフードやおやつ
  • 給水ボトル、使いなれた犬用食器
  • 犬が好きなおもちゃ
  • ブラシ
  • タオル
  • 常備薬
  • 動物病院の連絡先(かかりつけ医、旅行先の病院、救急動物病院)
  • コロコロなどの粘着テープ
  • ワクチン接種の証明書

ハウスで旅行する犬

ビニール袋は、旅行中のお出掛け先用のおやつを入れたり、粗相をしてしまった時に処理したティッシュなどを入れたりと何かと出番の多いもの。
タオルは濡れた体を拭くほか、ホテルに入る前に足裏を拭いたり、室内が寒い場合はブランケット代わりしたりもできます。大きめのものを用意しておくと、ベッドにシーツ代わりに敷くこともできますよ。
ティッシュやウェットティッシュ、ビニール袋やタオルは、少し多めに準備しておくと便利です。
ワクチン接種の証明書は、持っていない場合は宿泊できない施設も多いため必ず携帯するようにしましょう。

犬と旅行に行く前にしておく体のお手入れと準備

犬と旅行に行く前には犬の体のお手入れを行い、体調を整えておくことが大切。もしも少しでも犬の不調を感じるときは無理をせず、思い切って旅行を取りやめるという決断をすることも必要です。

また、旅行中に万が一犬の体調が崩れてしまったときにも対応できるように、かかりつけ医の連絡先をチェックしておくことや、旅行先ですぐに受診できる動物病院を調べておくことをおすすめします。今はスマートフォンなどで、現地で調べることもできますが、あらかじめある程度の情報は知っておいたほうが安心です。

旅行前に忘れずにしておきたい!犬の体のお手入れ

きちんとお手入れして旅行を楽しむ犬

  • ノミやダニの対策
  • 抜け毛や爪のお手入れ
  • 肛門腺のケア

健康チェックはもちろん大切ですが、必要なのはそれだけではありません。
旅行中のケガを防ぐためのケアや、公共施設を利用すること、また、ほかの犬たちと同じ空間を利用することを考慮した愛犬の衛生面のケアを万全にしておくことをおすすめします。

旅行前にチェック!基本的なしつけのマスター

犬との旅行中に周りの人に迷惑をかけないために、また、思わぬ事故などのトラブルを防ぐために、基本的なしつけがマスターできているか確認しておきましょう。

旅行に行くと慣れない場所で過ごすことに緊張して、普段犬が出来ていることでも失敗してしまうことがあります。「普段出来ているからうちのワンちゃんは大丈夫」と過信しないで、愛犬から目を離さないようにすることが大切です。

犬との旅行の前にチェックしておきたいしつけ

きちんと旅行に必要なしつけができている犬

  • フセやマテ、おすわりができるか
  • 決められた場所でトイレができるか
  • リードをぐいぐい引っ張らずに歩けるか
  • むやみに吠えたり、知らない人や犬への飛びかかったりしないか

※フセ、マテ、おすわりの練習についてはこちらの記事でご紹介しています。
【犬の伏せの教え方】いつでも成功する「基本」からドッグカフェで使える「応用」まで
【子犬のしつけ】いつでも「待て」ができるようになる4STEPとは?
【犬のおすわりの教え方】完全マスターには「しあげのステップ」が超重要!

※愛犬とゆったり歩く練習については、こちらの記事でご紹介しています。
散歩で犬がぐいぐい引っ張る…そんな時のNG行為とオススメ対処法は?

宿泊施設ではルールを守って

ペットと旅行に行くときは、宿泊施設の選び方によって、飼い主さんも犬も滞在中の快適さが大きく異なります。料金だけで安易に選ぶのではなく、設備の充実度合いや口コミ評価などをチェックしておきましょう。

旅行中ペットOKのホテルに宿泊する犬

ペット同伴OKのホテルであっても、宿泊先によってそれぞれにルールが異なります。
犬と旅行に行くときには、まず宿泊先のルールを細かな部分まで読んで理解しておくことが重要です。旅行に行く前に、候補となる施設のルールがきちんと守れるか確認してから予約をしましょう。

ペット同伴OKのホテルといっても、ペット同伴客専用のホテルなのか、プランによって犬と一緒に泊まれるというホテルなのかによっても、ルールは大きく異なります。一般的にペット同伴客専用のホテルの方が、愛犬と過ごすための設備が充実しており、気を使うポイントが少なくて済むため、飼い主さんにとっても犬にとってもストレスが少なく快適に過ごせます。

どんな施設に宿泊するとしても、ルールとマナーを守ることは絶対です。ここでは、宿泊先で気を付けるべきルールやマナーをまとめてみました。チェックしましょう。

施設に入る前に足を拭く

施設を汚さないように、施設に入る前に必ず足を拭きます。サッと取り出せる場所にタオルを用意しておくと便利です。

旅行中、宿泊施設に入る犬

共有スペースではリードを着用

ペット同伴専用ホテルでない場合は、一般客も同じ施設を使用することになります。中には犬が苦手という方がいる場合も。お互いに楽しい旅行になるように、迷惑をかけない配慮が大切です。
また、ペット同伴専用施設であっても、犬同士のトラブルを防ぐための配慮は欠かせません。

どんなに愛犬がおとなしくても、過信は禁物。ノーリードでは思わぬ事故やケガを招いてしまう可能性があります。客室以外では必ずリードを着用しましょう。

ベッドやソファの上に乗せない(許可されていても、敷物を使用する)

ベッドやソファなど、飼い主さんが使用するもの(人が使用するために用意されたもの)は、基本的に犬が乗ることは禁止だと考えておくと良いでしょう。
施設によっては防水シーツやタオルケットなどを敷くことで、犬も一緒に使用できるという場合があります。 

お風呂場に入れない

お風呂場に限らず、人が使う施設、設備は基本的には犬は使えないと考えておくと良いでしょう。
ペット同伴専用ホテルの中には、犬用の温泉が用意されているところもあります。旅行中の犬の汚れを落とすのにお風呂を使いたい場合は、あらかじめ犬用のお風呂やシャワー施設のある施設を探しましょう。

犬だけで留守番させない

旅行で周辺の観光スポットにお出かけしたい場合、犬だけを客室に置いてお出かけするのは絶対にNGです。犬も必ず一緒に連れて出掛けましょう。

旅行中に留守番はせず、一緒にお出かけする犬

退室前の掃除を徹底し、粗相・破損は必ず報告

犬との旅行は、飼い主さんは最後まで責任を持つことが大切です。
万が一、犬が粗相をしてしまったり、ホテルの備品を破損してしまったりした場合、必ず申告する必要があります。

また退室前には粘着テープなどを利用して抜け毛を取り除いておく、トイレシーツは片づけておくなど、お掃除しておくことも忘れずに!

安全にのびのびと旅行を楽しむために

旅行をのびのび楽しむ犬

旅行中、犬が安全に楽しく過ごせるように、犬を連れて遊んでよい場所を確認しておくことをおすすめします。
宿泊施設に到着するまでの休憩場所にドッグランがあるかどうか、宿泊先で犬が走り回れる場所があるかどうかをチェックしましょう。旅行中は、犬は自由に行動を取れないことが多いものです。できるだけストレスがたまらず伸び伸びと過ごせるように工夫してあげたいところです。

※旅行中に利用するかも?!ドッグカフェやドッグランを利用する時の準備とマナーもあわせてチェックしておきましょう!
ドッグラン・ドッグカフェへ行こう!子犬と100%楽しむための準備とマナーとは?

準備と対策で犬との旅行を楽しもう

はじめての犬との旅行は、人だけでの旅行とは勝手が違うため、飼い主さんも犬も緊張することが多いものです。下調べを行い、必要な犬用グッズを用意しておきましょう。さまざまなシーンに遭遇することを予想して、対応できるように準備を万全にしておくことが重要です。犬と一緒に旅行に行くときは、予定の通りに行動できないこともしばしば。スケジュール等、余裕をもった計画をしましょう。帰宅後は、旅行の疲れが取れるようにゆったり過ごすことも忘れずに!準備や対策をして犬との素敵な旅行を楽しみましょう。

※愛犬との旅行をするときの移動手段については、こちらの記事でご紹介しています。
子犬とお出かけ、移動は車?電車?【注意点・持ち物リストあり】

東京大学農学部 獣医学専修を卒業後、大阪の高度獣医二次診療病院に勤務の後、渡米しミシガン州立大学、カリフォルニア大学 ディビス校にて、整形外科・再生医療の研究などに携わる。帰国後は、アメリカでの経験を活かし、川村動物病院の院長として、より良い地域医療の普及に邁進中。

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