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「雨…お散歩どうしよう…」雨の日、犬の散歩はしたほうが良いの?

   2018/09/05

犬の散歩は、犬と暮らす上で絶対に欠かすことができない大切な日課。犬の運動不足の解消やストレス発散になるのはもちろん、飼い主さんと愛犬の信頼関係を築く時間でもあります。できれば毎日散歩するに越したことはないけれど、雨の日はどうでしょうか?大雨の日や台風、激しい雷の時でも、絶対に行かなければならないのでしょうか。今回は、犬の飼い主なら誰もが一度は悩むであろう雨の日の散歩についてまとめました。梅雨の季節には特に気になるこの悩み、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。

雨の日の散歩を楽しむ犬

雨の日も必ず犬の散歩をするべき?

犬の散歩は大切ですが、雨の日も絶対行かなければならないのでしょうか?
答えは「しつけと対策ができていれば行かなくてもOK」です。

日頃から室内でも排泄できるようにしつけをしておけば、一日ぐらい散歩に行けなくても大丈夫です。また、散歩に行けない分お気に入りのおもちゃでたくさん遊んであげるなど、犬のストレスを溜めないための対策ができていれば問題ありません。

ただし、散歩に行けないことで排泄を我慢してしまったり、ストレスから吠え続けたりするなど、散歩に行かないことが犬にとって負担が大きいような場合は別。
荒れた天気や安全が確保できない状況ではない限り散歩に連れて行ってあげた方がいいでしょう。

雨の日に散歩にいかず家で遊ぶ犬

雨の日に犬と散歩をするメリット

犬は、雨に濡れることをほとんど気にしません。お散歩好きな犬にとって雨はあまり関係ないのです。
むしろ、いつもと違った景色や音、においに興味津々な子も多いよう。
特に犬は「匂いかぎ」を楽しむ動物。雨の日のにおいを存分に楽しむことは、犬にとって、とても刺激的な経験になるでしょう。
雨で濡れたり泥だらけになったりしても関係なく、雨の日のお散歩を楽しんでいるのです。

飼い主としては、その後のケアのことを考えると憂鬱かもしれませんが、楽しそうな愛犬の姿を見たら「まあいいか。」と思えるのでは。ポジティブに考えて、いつもと違う散歩を、愛犬と共に楽しむのもたまには良いかもしれません。

雨の日に散歩をする犬

雨の日に犬と散歩をするデメリット

雨の日の散歩の後は、犬の体は濡れ、足は汚れてしまいます。それをキレイにしてあげなければならないのが、飼い主としてはデメリットと言えるでしょう。

しかし、帰った後のケアは怠ってはいけません。風邪や病気を引き起こしてしまう可能性があるからです。大切なペットのため、きちんと汚れを落とし、しっかり乾かしてあげるのが飼い主の責任です。

また、雨に濡れた道を歩くことで、足の裏が水でふやけて怪我をしやすくなってしまうこともあります。水たまりの水を飲んでしまい、病気になってしまう可能性も。安全には十分注意しましょう。

雨の日の散歩の注意点

雨の日に愛犬と散歩に行くときは、以下のことに注意しましょう。

雨の日の散歩道

事故がないよう、いつも以上に気をつける

雨の日は、道の状態や視界が悪いため、いつも以上に注意して散歩しましょう。
飼い主が傘をさしながら散歩をするのはあまりおすすめできません。片手が塞がれてしまい、何かあったときにすぐ対応できない可能性があるからです。
傘ではなく、レインコートを着ることをおすすめします。レインコートなら、犬を抱っこする必要が出たときに、洋服が汚れることもないので安心ですよ。

雨の日の散歩におすすめのレインコート

愛犬の体温の低下に要注意

雨の日は、体が濡れることで犬の体温が低下してしまう恐れがあります。冷えや怪我を防ぐためにも、長時間の散歩は控えるようにしましょう。
子犬やシニア犬、小型の犬種は特に体温が下がりやすいので注意をしてください。

服を着るのを嫌がらない犬なら、犬用のレインコートを着せてあげるのもおすすめです。雨に濡れて体が冷えるのを防ぎ、汚れもある程度防止してくれます。
エプロンタイプのものや、犬用のレインブーツなどもあるので、愛犬の好みに合わせて選んであげてください。可愛い雨用グッズを身に付けて散歩をすれば、見ている飼い主さんもお散歩が楽しくなるかもしれませんね。

雨の日にレインコートを着て散歩する犬

雨の中の散歩の後は必ずケアをしてあげる

雨に濡れ、泥で汚れた犬の体をそのままにしておくのは絶対NG。散歩からお家に帰ってきたら、すぐにケアをしてあげてください。

汚れが少ない場合は、濡れたタオルで足とお腹をよく拭き、乾いたタオルで水分をある程度拭き取ってあげてから、ドライヤーで乾かしましょう。
汚れがひどい場合はシャワーがおすすめ。ぬるま湯で体をよく洗ってから、シャンプーで汚れを優しく落とし、シャンプーの泡がなくなるまでしっかりと洗い流します。その後はタオルで水分を拭き取り、ドライヤーで乾かしてあげましょう。

犬の皮膚はデリケートなため、熱すぎるお湯は厳禁。35度〜38度くらいのぬるま湯で洗ってあげてください。
また、濡れたままにしておくと皮膚病などにかかりやすくなってしまいます。指の間などの細かいところまで丁寧に乾かすようにしましょう。

日ごろから、自宅でのシャンプーや愛犬の体の部分洗いができるようになっておくよう練習しておくといいですね。

雨の日の散歩のあとに体をふくチワワ

雨で犬の散歩に行けないときのために…

室内のトイレで排泄できるような習慣づけを

多少の雨なら散歩に行けても、台風や雷雨などでどうしても散歩に行けない日もありますよね。そんなときのためにも、室内のトイレで排泄できるように日頃からしっかりとしつけをしておきましょう。

家の中のトイレできちんと排泄できるようになれば、雨の日はもちろん、災害などの緊急事態のときも安心です。高齢になった時や病気であまり散歩ができなくなってしまった場合でも、自宅のトイレで排泄できれば無理に外に連れて行く必要がなくなります。

雨の日に室内で楽しめるお気に入りの遊びを見つけておこう

また、雨で散歩に行けないときのために、室内でできるお気に入りの遊び方を見つけておきましょう。
散歩に行けない分、いつもより少し長めに遊んであげれば、愛犬のストレスも軽減されるはず。

雨の日に散歩に行かずに家で遊ぶ犬

ひっぱりっこのほか、ボールをちょっと離れたところに投げて愛犬に取ってきてもらったり、おもちゃを隠して探してもらったりする遊びは、運動不足の解消にもなるのでおすすめです。
きちんと自分のところにおもちゃを持ってきてくれたら、おやつをあげるなどしてたくさん褒めてあげてくださいね。

雨の日の散歩も愛犬のペースで楽しもう

犬を飼っている人のほとんどは、雨が降っているのを見て「今日のお散歩どうしよう」と思った経験があるはず。それでも愛犬が散歩に行きたがるようなら、散歩に連れて行ってあげると、きっと犬は喜ぶでしょう。ぱぱっと済ませて帰りたい気持ちをぐっと抑えて、ぜひ愛犬にじっくり付き合ってあげてくださいね。ただし、危険を感じるほどの大雨の時は無理は禁物。また、雨を怖がったり、雨の中の散歩を嫌がったりする犬もいます。そういった場合は、もちろん無理に散歩に行く必要はありません。家の中で思いっきり遊んであげましょう。いつ雨が降っても困らないように、大切な愛犬と飼い主さんにとって、一番ハッピーな方法を見つけておきましょうね。

こいぬすてっぷに所属している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師により構成されています。獣医療の知識や経験を生かし、子犬育て、しつけに関わる正しい知識をわかりやすくお届けしていきます。

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